【業界動向】
エッジ子会社、IPセントレックスサービスを7月に提供開始
■URL
http://telecom.edge.jp/
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16日に東京都内で開かれた記者会見で。(向かって左から)Sylantro StstemsのPete Bonee CEO、エッジの堀江貴文代表取締役社長兼CEO、エッジテレコムの山崎徳之代表取締役社長 |
エッジの子会社で固定電話サービスを展開するエッジテレコムは16日、米Sylantro社と国内代理店契約を締結したと発表した。7月下旬より、SylantroのIPセントレックス製品を販売するほか、エッジテレコム自らも同製品を導入して顧客向けにIPセントレックスを展開する。
SylantroのIPセントレックスは、米BellSouthをはじめ北米とヨーロッパで主要キャリアに導入実績のあるシステムだという。PBXの機能をキャリア側にホスティングできるだけでなく、発着信履歴の表示や携帯電話への転送、Outlookとの連携など、より高度なIPアプリケーションを提供できるのが特徴で、キャリアがWeb上に用意するポータルページからユーザーが各種設定を行なえる。
エッジテレコムのサービスは、エッジの運営するデータセンター内にSylantroのシステムを設置し、同社の電話サービスのユーザー企業に対してIPセントレックス機能を提供するもの。具体的なサービス開始時期や価格は未定だが、1ユーザーあたり月額2,000円程度を予定しているという。
エッジテレコムでは、エッジグループのIP事業の強みを生かして「IP事業者によるIPセントレックス」(エッジテレコムの山崎徳之代表取締役社長)を展開し、「VSP(Voice over IP Service Provider)として、既存の音声電話キャリアによるサービスと差別化を図っていく考えだ。
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(2003/6/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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