【業界動向】
米連邦高裁、Microsoftに対するJava搭載の仮命令を差し戻し
■URL
http://pacer.ca4.uscourts.gov/opinion.pdf/031116.P.pdf (PDFファイル、英文)
http://www.microsoft.com/presspass/java/ (英文)
http://www.sun.com/lawsuit/statement_062603.html (英文)
米連邦高裁は26日、Microsoftに対してSun MicorosystemsのJava技術を搭載するよう求めていた、米連邦地裁の仮処分命令を差し戻す判断を下した。
WindowsやInternet Explorerに搭載されるJava実行環境をめぐってSunが起こしていた訴訟で、米連邦地裁は昨年12月、Sunの主張を認める仮処分命令を下した。仮処分命令では、Microsoftが著作権を侵害していると判断するとともに、Microsoftに対してSunのJava技術を搭載するよう求めた。今回の高裁の判断は、これを不服として控訴していたMicrosoftの訴えが認められたかたちになる。
その一方で、Microsoftが著作権を侵害しているとの判断は高裁でも支持。これについてはSunも26日、歓迎するコメントを発表している。
◎関連記事
■Microsoft VMなしの「Windows XP SP1a」はフライング公開?
■マイクロソフト、Microsoft VMをアンインストールするツールを検討中
(2003/6/27)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
|