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~デジカメやDVDプレーヤーなど12カテゴリーの製品を数万点用意Amazon.co.jp、家電製品を扱う「エレクトロニクス」ストアをオープン■URL
アマゾンジャパン株式会社(以下、アマゾン)は1日、家電製品を扱う「エレクトロニクス」ストアを開設した。12種類のカテゴリーで数万点の商品を用意しており、最大15%の還元を行なう。 「エレクトロニクス」ストアは、家電製品を取り扱う新たなカテゴリー。“デジタルカメラ”“コンピュータ”“オーディオ・ビジュアル”など12種類のカテゴリーに分類されており、ソニーや松下電器産業、アップルコンピュータなどの主要メーカー製品を取り揃えている。 検索方法や購入方法は従来と同様になっているものの、商品の詳細情報やレビューは「エレクトロニクス」ストア独自の手法が用いられている。商品の詳細情報では“仕様”や、機種ごとの“周辺機器情報”、他のグレードに関する情報など、従来のカテゴリーにはなかった独自の情報が掲載されている。また、「比較エンジン」を利用して、同ジャンルの複数商品の仕様を一覧表で比較することができる点が特徴だ。これは、「高額商品が多いことからも、ユーザーが購入時に必要になるであろう情報をより詳細に提供するため」(同社)という理由からだ。 レビューに関しても従来カテゴリーとは異なり、従来の“カスタマーレビュー”に加えて、「日経ゼロワン」や「週刊アスキー」などによるライセンス・レビュー記事が掲載されている点が特徴だ。 購入額が5,000円以上となる場合は、最大15%をAmazonギフト券で還元する。早く商品を提供するために24時間以内に発送可能な商品を多数用意し、1,500円以上購入時は国内配送料も無料となる。また、2002年11月に発表した「Amazon マーケットプレイス」を利用することにより、他事業者も出品できるため、アマゾンを含めた複数の事業者の中から選択して購入することが可能だ。 米Amazon.comシニアバイスプレジデントのDiego Piacentini氏は、対面販売なしでの勝算として、性能レビューや比較エンジンによる情報提供、カスタマーレビューによる“正直”な商品評価、販売店や販売員の“思惑”に左右されない平等性の3点を挙げ、「エレクトロニクス分野は、すでに3カ国で提供されており、米国では売り上げの上位に入っている。“商品の豊富さ”“利便性”“ロープライス”を実現することによって、日本でも1番のカテゴリーになり得ると考えている」と抱負を語った。また、商品カテゴリー別の売り上げは、「1位デジカメ、2位DVDプレーヤー・レコーダー、3位PDA・電子辞書と予測している」という。
◎関連記事 (2003/7/1) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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