【ソフトウェア】
マイクロソフト、Internet Explorerのパフォーマンスを向上させる方法を公開
■URL
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;153790
マイクロソフト株式会社は、Internet Explorer(IE)のパフォーマンスを向上させる方法をバージョン別に公開した。
これは、IEの設定を変更することによって、IEでブラウジングする際のパフォーマンスを向上させるための方法だ。同社によると、IEのパフォーマンス低下の最も一般的な原因は、Webサイトにアクセスした際に自動的に表示される大きな画像や音楽、ビデオなどのマルチメディアファイルだという。同社では、これらを再生しないための設定をIEのバージョン別に説明しているほか、Windowsのシステム設定によって向上させる方法も公開している。ここでは、IE
5、5.5、6の設定方法を紹介する。
まずIEを起動し、「ツール」メニューから「インターネットオプション」を選択する。その後「詳細設定」の「マルチメディア」にある以下のチェックボックスから、1つまたは複数の“Webサイト上で表示されなくても良いと思われる”チェックボックスを選択し、オフにすれば良いという。
- 「画像を表示する」(画像が自動的に表示されないようにする)
- 「Webページのサウンドを再生する」(サウンドが自動的に再生されないようにする)
- 「Webページのビデオを再生する」(ビデオが自動的に再生されないようにする)
- 「Webページのアニメーションを再生する」(アニメーションが自動的に再生されないようにする)
さらにパフォーマンスを向上させたい場合には、「ハードディスクの最適化」や「Windowsの仮想メモリ」の調整、「ビデオ アダプタ ドライバおよび解像度」の設定によって解像度を下げたり、ドライバを最新のものに入れ替えることによって可能だという。
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[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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