【ソフトウェア】
米Macromedia、Webサイト更新ソフト「Macromedia Contribute2」発表
■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2003/contribute2.html(英文)
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2003/paypal.html(英文)
http://www.macromedia.com/software/contribute/(英文)
米Macromediaは16日、HTMLの知識がないユーザーでも簡単にWebサイトを更新できるソフト「Macromedia Contribute2」を発表した。8月に発売される予定で、価格は99ドル(アップデートパッケージは49ドル)になる見込み。対応OSは、Windows98/SE/Me/XP/2000のほか、新たにMac OS X(10.1.5、10.2.5、10.2.6)も加わった。
Contributeは、Web管理者がユーザーごとに設定した権限に従って、誰でも簡単にワープロ感覚でWebサイトを直接更新できるソフト。WordやExcelのファイルをドラッグ&ドロップでHTMLにすることも可能だ。Macromediaによれば、すでに1万5,000社以上で利用されているという。
Contribute2では新たに、ファイルの転送を暗号化するSFTP(SecureFTP)に対応した。また、PayPalと提携してWebサイト上にドラッグ&ドロップでクレジットカードなどのオンライン決済機能を設置できる機能も追加された。
さらにWord、PowerPoint、AutoCAD、PDFなどあらゆる印刷可能なファイルをFlash形式でWebサイト上に表示する「Macromedia FlashPaper」も実装された(Windows XP/2000のみ対応)。FlashPaperはWeb上だけのフォーマットで、メールなどに添付してやり取りすることはできず、またFlashPaper内のテキストは検索したり選択したりすることができない。Macromediaによれば、Mac OS Xへの対応は、次期バージョンのContributeで対応するとしている。
なおMacromediaでは、Contribute2で試験的にプロダクトアクティベーションを行なう。Contribute2のユーザーは1ライセンスあたり2台のPCにしかソフトをインストールできないとしている。
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(2003/7/17)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]
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