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SCNが第1四半期の業績を発表。赤字でも積極的なBB会員獲得を続ける

■URL
http://www.so-net.ne.jp/corporation/IR/pdf/030723j.pdf (PDF)
http://www.so-net.ne.jp/corporation/IR/pdf/pp030723j.pdf (PDF)

SCNの山本泉二社長
 ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下SCN)は、2003年度第1四半期(2003年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。ブロードバンド会員獲得費用などのコスト増で営業赤字となったが、4月に発表した重点施策での予告どおりでもある。

 発表によれば、2003年第1四半期の売上高は93億2,300万円。営業損失は2億7,600万円、経常損失は3億200万円、当期純損失は2億2,900万円となった。SCNが運営するISP「So-net」の会員数は229万人で、前期末(2003年1~3月)からは1万人減少している。ブロードバンド会員は前期末より4万人増加して46万人となった。

 損失の要因としては、「So-net ADSL」の値下げやダイヤルアップ会員の減少、BBコンテンツ・サービス等開発、会員獲得コストなどが挙がっている。

 SCNの代表取締役兼CEOである山本泉二氏は、ブロードバンド会員数の伸びについて「当初目標よりは低めで、キャンペーンやダイレクトセールスの激化の中では善戦しているところもあるが、まだまだな部分も多い。現在は競争としては異常な状況になっているが、これがずっと続くわけではないし、通信環境も世の中も変化するもの。こうした変化に柔軟に対応できるよう社内の体制を作っていく」と発言。ADSLなどブロードバンドサービス各社がしのぎを削るなか、「耐えて乗り越えていく」(山本氏)という姿勢だ。

 また4月に発表した2003年度の業績見通しを修正。売上高は4月時点見込みから30億円減の400億円としたほか、営業損失を15億円(2億円減)、経常損失は17億円(2億円減)、当期旬損失を12億円(1億円減)としている。会員数見込みは240万人で変動していない。

 山本氏は、4月に掲げた2003年度の重点施策である「BB・常時接続サービス展開による会員拡大」、「接続付加価値サービス群の拡充による収益の向上」、「マーケティングの強化」、「ソニーグループとの更なる連携強化」の4点に変更はないと表明。このうちBB関連サービスでは、アッカの対応エリア拡大や1Mコース新設、26Mコース受付開始などを実施。特に1Mコースが価格などから利用者が増えつつあるという。接続付加価値サービスでは、日本初のオンラインジュークボックス「Wonder Juke」や「ブロードバンドシアター」、So-net TVなどに力を入れていくという。

So-netの会員数推移 業績見通しの修正

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(2003/7/23)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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