バーテックスリンク、https通信をフィルタリングするソフト

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http://www.vertexlink.co.jp/press2003072301.html

　株式会社バーテックスリンクは23日、SSL通信をフィルタリングするソフトウェアモジュール「WebWasher SSL-Scanner」を発売すると発表した。これは、SSL通信経由からの悪意のあるActiveXやJavaScriptあるいはウイルスによる攻撃を、SSL通信によるデジタル証明書の有効性を調べて無効な通信をフィルタリングするもの。WebWasher SSL-Scannerは「WebWasher EE」の追加機能として販売され、WebWasher EEとWebWasher SSL-Scannerの標準価格は50ユーザで80万4,000円～となっている。

　WebWasher SSL-Scannerは、SSL通信開始時に無効証明書のリストと証明書を照合し、不正項目があった場合通信を遮断することで、通信の安全性を確保する。また、WebWasher SSL-Scannerを通過するタイミングでSSLの暗号を復号化し、WebWasher EEのコンテンツフィルターで通信をスキャン、ウイルスやポリシーに不適合なコンテンツをフィルタリングした後、クライアントに配信する。

　バーテックスリンクでは、SSLアクセラレータ企業のレインボー・テクノロジーズが販売している「CrypteSwift」や、東京エレクトロンが販売している「nForce」との併用時の動作確認を行なっている。これら製品と組み合わせて企業や官公庁に販売していくとしている。

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(2003/7/23)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]