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IPルータ「RGW5000」シリーズの説明。伝送距離は最大22kmで実効3Mbps以上の伝送速度を実現したという
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RGW5000のラインナップ。右から屋外設置型セパレートタイプのRGW5000/OD、屋内設置型オールインワンタイプのRGW5000/ID、RGW5000/APF、RGW5000/APU
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ルートのブースでは、IEEE 802.11b/gに準拠したIPルータ「RGW5000」シリーズを展示していた。伝送速度は最大54Mbps(実効速度20Mbps)。伝送距離は最大22kmで「実効3Mbps以上の伝送速度を実現した」という。
RGW5000は、無線システムとIPルーティング技術を組み合わせたNetBSD搭載のIPルータ。複数のLAN同士を Multi point to Multi pointで接続し、常時接続型IPネットワークの構築できる。また、RGW5000同士の中継機能を装備し、「次々に設置して広域自律分散型IPネットワークを構築可能だ」という。有線によるネットワークインフラが整備されていない山間部や離島、また、港湾やプラント、ダム構内での遠隔監視などの利用を見込んでいるとしている。
RGW5000のラインナップは、屋外設置型セパレートタイプのRGW5000/OD、屋内設置型オールインワンタイプのRGW5000/ID、RGW5000/APF、RGW5000/APU。なお、APF、APUは屋外設置も考慮しており、防塵・防水加工が施されている。いずれも価格はオープンプライス。
長距離通信を行なうためには別途アンテナも必要で、ルートでは数種類のアンテナを用意している。22kmで3Mbps以上の伝送速度を実現した実証実験では、グリッドパラボナアンテナを使用したという。スタッフによれば、「見通しが良ければ、実効5Mbps程度の伝送速度も見込める」としている。
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こちらは屋内設置型オールインワンタイプのRGW5000/ID
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22kmで3Mbps以上の伝送速度を実現した実証実験で使用したグリッドパラボナアンテナも展示
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関連情報
■URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
ニュースリリース
http://www.root-hq.com/newsrelease/news040629.html
( 鷹木 創 )
2004/06/30 21:17
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