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サービス概要
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7月2日まで幕張メッセで開催されているイベント「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」の「IPv6 ShowCase」では、フリービットがIPv6対応版の「Emotion Link」をデモンストレーションしていた。
Emotion Linkは、「Emotion Link Server」と「Emotion Link Client」といったサーバーソフトやクライアントソフトを用いて仮想ネットワークを構成するVPN技術。Emotion Link Serverがネッワークをまたいで存在するEmotion Link Clientに専用のIPアドレスを付与して、ファイアウォールやNATを超えたアクセスが可能だ。
今回デモンストレーションしたIPv6対応版では、フリービットのIPv6 over IPv4トンネリング接続技術「Feel6 Technology」を組み合わせ、IPv4のネットワークとIPv6のネットワークを仮想ネットワーク化することに成功。IPv4ネットワーク側のEmotion Link ClientにはIPv6のIPアドレスが付与される。
会場のスタッフによると、「IPv4ネットワークの端末からIPv6ネットワークの端末に、ネットワークの設定や構成を変更することなく接続可能だ」。なお、IPv6対応版の開発はすでに完了しており、順次提供していく予定だとしている。
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Ethernet adapterには「Emotion Link」 と表示される
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ソフトフォンで携帯電話に電話を掛けるデモも行なっていた
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関連情報
■URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
ニュースリリース
http://www.freebit.com/press/pr2004/20040630.html
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・ GMO、仮想ハブに接続する形のVPNサービス「GMOどこでもLAN」を開始(2004/05/20)
( 鷹木 創 )
2004/07/01 17:15
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