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東芝ブース
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ITU TELECOM ASIA 2004の東芝ブースでは、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LANアクセスポイント「WA-7000 AJ03」が展示されていた。2004年10月の発売を予定し、標準価格は5~6万程度となる見込み。
WA-7000 AJ03は、Atheros Communications製の無線LANチップセットを搭載、IEEE 802.11a/b/gの同時利用が可能な無線LANアクセスポイント。無線LAN高速化技術「Super A/G」もサポートする。
機能面の特徴としてはアクセスポイント1台に最大4つのESS-IDを設定できるマルチSS-ID機能を搭載。ESS-IDは個別にセキュリティ設定が可能なほか、ESS-IDごとにVLANを設定してセグメントを分割することもできる。
そのほかの機能としてはUPnP、WDS、PoE受電、ESS-IDごとに帯域を確保する帯域制御、IEEE 802.11e規格案のWME(Wireless Multimedia Enhancements)互換のQoS機能などをサポート。セキュリティ面ではWEP、WPA(TKIP、AES)、IEEE 802.1X、プライバシーセパレータ機能などを搭載する。
本体サイズは191×146×29mm(幅×奥行×高)、重量は約350gで、LANインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX×1ポート。機能を充実させながら同時に低価格化を図っており、基本的には法人向けに提供していく予定だという。
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WA7000 AJ03の機能説明
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会場にはWA7000 AJ03のモックが展示されていた
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関連情報
■URL
東芝
http://www.toshiba.co.jp/
ITU TELECOM ASIA 2004(英文)
http://www.itu.int/ASIA2004/
関連記事:アイ・オー、IEEE 802.11a/b/g同時利用APなど5製品[BroadBand Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/5795.html
( 甲斐祐樹 )
2004/09/08 11:35
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