|
開会式の会場となった愛知芸術文化センター
|
|
左からITS日本組織委員会副会長の中原恒雄氏、同組織委員会会長の豊田章一郎氏、欧州ITS政府代表 駐日欧州委員会代表部大使のBernhard Zepter氏、米国ITS政府代表米国運輸省高速道路交通安全局局長のJeffrey William Runge氏、日本ITS政府代表 国土交通大臣代理国土交通審議官の安富正文氏、日本国代表 内閣総理大臣代理 国土交通副大臣の蓮実進氏
|
ITを使った交通・運輸システムについての世界会議、展示会を1週間に渡って行なう大型イベント「第11回ITS世界会議 愛知・名古屋2004」が10月18日、愛知県・名古屋市で開幕した。初日の18日は、愛知芸術文化センターで開会式が催され、秋篠宮殿下、妃殿下がご出席されたほか、国土交通副大臣の蓮実進氏、愛知県知事の神田真秋氏、名古屋市長の松原武久氏ら要人が顔を揃えた。
ITS(Intelligent Transport Systems)世界会議とは、カーナビゲーションシステムやETC(Electronic Toll Collection System/電子料金自動収集システム)など、交通・運輸に関するハイテク技術の応用について、世界中の国家、企業、大学の研究家らが一堂に会して会議や研究の成果を発表する年に一度のイベントだ。今年で第11回目を迎え、昨年はスペインのマドリッド、一昨年は米国のシカゴで開催された。1995年の第 2回は横浜で行なわれ、日本での開催は2度目となる。
今回の出展者には、NTTドコモ、KDDIといった携帯電話事業を手がける会社をはじめ、NEC、松下電器、東芝などIT関連メーカーやマイクロソフト、モバイル放送など、携帯電話業界でもおなじみの企業が名を連ねている。
開会式では、山本寛斎氏演出による風神と雷神をテーマに、日本の古典芸能に現代性を加味したパフォーマンスで幕を開けた。式では、秋篠宮殿下が「10年前の横浜開催時から比べると、飛躍的にITSの分野は発達している。今回も成果を見るのが楽しみです」とコメントされた。
なお、展示会は明日からの開催。会場は名古屋港近くの「ポートメッセ名古屋」となる。イベントは19日~24日まで。
|
|
山本寛斎氏の演出によるパフォーマンス「風神雷神」
|
スピーチを行なわれた秋篠宮殿下と妃殿下
|
関連情報
■URL
ITS世界会議 愛知・名古屋2004
http://www.itswc2004.jp/japanese/
( 伊藤大地 )
2004/10/18 20:46
- ページの先頭へ-
|