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ネットワーク上の電話帳にアクセスしたところ。端末はNTTドコモのN900iS
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25日から26日にかけて東京・帝国ホテルでNTTコミュニケーションズ(NTT Com)によるソリューションの展示や、ITを活用したビジネスに関する講演を行なう「NTT Communications Forum 2004」が開催されている。入場料は無料。INTERNET Watchでは、インターネット関連の展示を取材した。
会場の経営ストラテジーソリューションブースでは、業務効率改善やコスト削減のための「グローバルIP電話サービス」を展示。ネットワーク上に保存した電話帳データにアクセスしIP網を利用して発信できる「Click to Call」(C2C)をデモンストレーションしていた。
C2Cは、iモード対応端末などインターネットにアクセスできる携帯電話や、対応するソフトフォンをインストールしたPCから、グローバルIP電話サービスのネットワーク上にCSV形式で保存された電話帳にアクセスし、NTT ComのVoIP基盤網を利用して発信できるという技術だ。具体的には、各端末から電話帳にアクセスし、Webブラウザ上の電話番号をクリックしてC2Cサーバーに発信。C2Cサーバーから発信元と着信先にコールバックし、VoIP基盤上の通信にスイッチすることで、IP電話と同様のバックボーンで通話できる仕組みだ。
着信用には050から始まる専用の番号を割り当てる。外部から050番号に電話を受信した場合、着信する端末の設定も可能だ。例えば、離席時には携帯電話へ、在席時には内線番号へといった設定もできる。さらに、複数の着信先への同時接続もサポートし、初期設定では最大3者間での会議通話が可能で、要望に応じて接続数を増やすこともできるという。
iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!の携帯電話をサポートする。会場には専用ソフトフォンを搭載したPCによる通話もデモンストレーションしていた。なお、専用ソフトフォンの提供時期は未定だという。
会場スタッフによると、「遅延や音声品質については、おおむね既存のIP電話レベル」。料金については未定だが、通話料に関しては「少なくとも携帯電話発携帯電話着よりは安くなる」という。サービス開始は2005年春を予定している。
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各番号を表示
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auのA5505SAに発信
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関連情報
■URL
NTT Communications Forum 2004
http://www.ntt.com/forum2004/
( 鷹木 創 )
2004/11/25 14:44
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