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セキュアブレイン、フィッシングサイトを警告する「PhishWall」のベータ版


PhishWallのベータ版。ツールバーの“信号機”は心電図風のデザインに変更されていた
 セキュアブレインのブースでは、フィッシング対策ソリューション「PhishWall」のベータ版をデモンストレーションしている。

 PhishWallは、クライアントPC側からWebサイトの真贋を判定するソリューション。Internet Explorer向け専用ツールバーによって、PhishWallを導入したWebサイトの認証を行なう。セキュアブレインでは、PhishWallを3月中旬から提供すると発表しており、1月31日からベータ版の配布を始めていた。なお、ベータ版はWebサイトでは公開されず、入手するにはセキュアブレインに申し込む必要がある。

 会場では、PhishWallのベータ版でフィッシングサイトにアクセスするデモンストレーションを実施。発表時のツールバーは信号機をモチーフにしたデザインだったが、会場のベータ版では、心電図風のデザインに変更されていた。機能面での変更はなく、PhishWallに対応したサイトにアクセスすると心電図部分が緑に、フィッシングサイトにアクセスすると赤に光る。


フィッシングサイトにアクセスすると赤く光り、警告がポップアップされる 発表時のツールバーは信号機をモチーフにしたデザインだった

 会場スタッフによれば、PhishWallの導入を決定した企業は現在の段階でまだ数社に止まっている。「PhishWallがフィッシングサイトを赤く光って警告することよりも、導入していただいたサイトが緑に光り、安全が確認できることが重要だ」とし、「英Netcraftのツールバーのように、フィッシングサイトのデータベースにアクセスしてサイトの真贋を判定する方法もあるが、フィッシングサイトは数日で消滅してしまうことが多く、データベースアクセス型が必ずしも効果があるわけではない」とコメントした。

 なお、PhishWallのデザインは今回のベータ版が最終決定ではなく、次のベータ版以降でも変更される可能性があるとのこと。


関連情報

URL
  セキュアブレイン
  http://www.securebrain.co.jp/
  NET&COM 2005
  http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/

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( 鷹木 創 )
2005/02/02 19:02

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