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幕張メッセで開催中の「Interop 2005 Tokyo」では、横河電機が光パケットスイッチを用いた40Gbpsの映像データ伝送をデモンストレーションしている。| 
 |  | 40Gbps光パケットネットワークシステム。「光メディアマネージャ」(右)と「光パケットスイッチ」(左) |  
 このデモは、北海道放送と横河電機が共同実験を行なった「40Gbps光パケットネットワークシステム」の試作機を用いたもの。光パケットによる40Gbpsの非同期データ伝送は世界初だという。
 
 デモに用いられていたシステムは、「光メディアマネージャ」と「光パケットスイッチ」を組み合わせた構成。光メディアマネージャではMACアドレスに基づいてイーサフレームをカプセル化する。一方、光パケットスイッチがナノ秒単位で光ラベル中の宛先を認識し、認識結果に応じてスイッチングを行なう。
 
 会場スタッフによると、「光パケット通信は従来、2015年ごろ実現するだろうと予想されていたが、実用化が10年早まった」という。横河電機では2006年に製品化を目指す。デジタル化などによるコンテンツの大容量化にともない、局内のネットワーク強化を迫られている放送事業者向けに提供する予定だ。
 
 
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| デモンストレーションの概要 | 専用の光スイッチ |  
 
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| 光スイッチ素子 | 40Gフォトダイオード素子 |  関連情報
 
 ■URL
 ニュースリリース
 http://www.yokogawa.co.jp/pr/Corporate/News/2005/pr-press-2005-0606n-ja.htm
 
 
 
 
( 鷹木 創 )
2005/06/08 15:03
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