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デジタルペン「ペンイット(DP-201)」
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ペン先にはボールペンのほか、小型のCMOSカメラと赤外線ライトを搭載
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日立マクセルのブースでは、デジタルペン「ペンイット(DP-201)」を活用した手書きで投稿できるブログシステムをデモンストレーションしている。
ペンイットはスウェーデンの「Anoto」が開発したデジタルペン技術を採用し、ペン先にはボールペンのほか、小型のCMOSカメラと赤外線ライトを搭載。細かいドットが印刷された専用用紙にペンイットで書き込むことにより、CMOSカメラが文字や図形を認識する。また、データ伝送用にBluetooth 1.2に準拠した通信機能や、USB 1.1に準拠した接続ポートも備える。
今回展示しているブログは、このペンイット用のアプリケーション事例で、専用用紙に書き込んだ文字や図形をペンイットで認識し、JPEG形式の画像に変換してブログに投稿できるようになっていた。
まず、専用用紙の指定されたチェックボックスにチェックを記入することで、文字や図形の書き込みを開始できる。ひと通り書き込んだ後に、今度は送信を示すチェックボックスをチェックすることでデータをブログに投稿する。なお、ペンイットには振動機能が備わっており、それぞれのアクションが成功すると本体が数回振動するようになっている。
書き込み自体は専用用紙の書き込みスペース内であれば、通常のメモ感覚で書き込んだ文字や図形を読み込んでくれる。日立マクセルでは「ある程度きれいに書き込めば、OCR機能などを通じたテキスト形式での投稿も技術的には可能だ」という。
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専用用紙に書き込む
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送信を示すチェックボックスをチェックすると……
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ブログにJPEG画像が投稿される
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専門用紙には細かいドットが
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関連情報
■URL
デジタルペン「ペンイット」の製品情報
http://www.maxell.co.jp/products/industrial/digitalpen/
( 鷹木 創 )
2005/10/06 16:48
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