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イベントレポート
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【 2009/06/11 】
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国内初のデジタルサイネージ展示会、裸眼で見られる3D映像など
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IC CARD WORLD 2006、FeliCa関連製品を紹介する「FeliCa World」など


 東京ビッグサイトで7日、ICカードとICタグを利用した技術やサービスに関する展示会「IC CARD WORLD 2006」が開幕した。会期は10日まで。入場料は同時開催の展示会と共通で一般が1,500円、団体が1,000円。


SuicaやEdyなど複数のFeliCaサービスに対応するリーダー/ライター

画面下にあるリーダー/ライターにカードをかざすと、画面上に「マネーA」「マネーB」という2種類の決済サービスの残高が表示される

60インチのディスプレイとFeliCa対応携帯電話を連動させた施設案内システム
 会場では、非接触ICカード技術「FeliCa」に関連する製品やサービスを展示する「FeliCa World 2006」のコーナーが設けられている。この中でソニーは、「Suica」や「Edy」など複数のFeliCaサービスに対応するリーダー/ライターを参考出展していた。

 ユーザーは、複数のFeliCaサービス機能を搭載したカードをリーダー/ライターにかざすと、各サービスの残高がレジのディスプレイに表示される。その後、決済に利用するサービスを指定すると、そこから商品の代金が引かれる仕組みだ。現在、複数のFeliCaサービスに対応している店舗では、Suica用やEdy用など別々のリーダー/ライターをレジに設置しなければならない。

 説明員によれば、「店舗は新たな決済サービスを導入する際、POSのシステムを変更せずに、ソフトウェアを追加するだけで対応できる。このため、導入するまでの期間とコストが大幅に削減できる」という。なお、製品化の時期と対応するFeliCaサービスは未定。

 FeliCaによるPKIソリューションのコーナーでは、FeliCaをインターネットバンキングの本人認証として活用するデモを実施。ユーザーは、あらかじめ金融機関から郵送されたFeliCa搭載カードをリーダーにかざすと、任意のPINを入力するだけでインターネットバンキングにログインするというものだ。

 ユーザーは、ネットバンキング利用時に必要となるIDやパスワードの入力を省略できる。カードがなければログインできないため、スパイウェアのキーロガーでIDやパスワードを盗まれても、不正にログインされることがないという。

 富士通研究所では、大画面ディスプレイとFeliCa対応携帯電話を連動させた広告/案内システム「UBWALL」を参考出展。UBWALLは、FeliCaリーダーを搭載した60インチのディスプレイで、空港やショッピングセンターなどの大型施設に設置することを想定している。

 例えば空港では、搭乗券の情報が記録されたFeliCa対応携帯電話をUBWALLにかざすと、搭乗ゲートまでの案内図を表示してくれる。レストランのクーポン券を取得したり、ホテルの宿泊予約なども行なえる。最近では大型施設内で案内や広告用に大型PDPを利用する例が増えているが、UBWALLは情報の送受信機能を持たせることが特徴。UBWALLは、「ユビキタスの壁」の意味だという。


モバイル決済協議会は「QuickPay」による自動販売機決済をデモ

QuickPayを利用した自動販売機の決済をデモ
 また、クレジットカード会社11社やKDDI、ボーダフォンなどで構成されているモバイル決済推進協議会(MOPPA)は、QUICkPayサービスの実用例を紹介していた。

 QUICKPayとは、FeliCa対応携帯電話もしくは非接触カードFeliCaを利用したポストペイ方式の決済方法。サインが不要で1度に2万円までの決済に対応しており、代金の請求は、登録したクレジットカードを利用する。携帯電話やカードを紛失した場合は、遠隔操作で利用を停止できるほか、クレジットカードと同様に紛失届を出してから60日前までの不正出金には保険が適用される。

 ブースでは、QuickPayのアプリをダウンロードした携帯電話をFeliCaリーダー付き自動販売機にかざして、ジュースを購入する体験コーナーを用意。リーダーが読み取ってから1秒足らずで決済処理が行なわれた。説明員によれば、「少額決済をターゲットにしており、今後コンビニなどに導入を図る」という。

 そのほか、高セキュリティなオフィス環境を目指すという企業連合「SSFC」では、SSFCに参加する企業の製品を1枚のICカードで制御するデモを実施。ICカード機能を持つSSFCフォーマットの社員証で、入室システムやプリンター複合機、PCログオン、金庫ボックスなどのアクセス管理を行なっていた。

 説明員によれば、これまで社員証などの用途で導入されるICカードは、複数のメーカーで共有できるデータフォーマットがないという。そのため、ICカードを使用するセキュリティシステムを導入した企業では、入退室管理やPCの起動制御で利用するICカードが別々のものとなり、1人の社員が複数枚のICカードを持つケースもあった。現在、SSFCには大日本印刷やセコム、NEC、三菱電機など約90社が参加する。


SSFCフォーマットの社員証で入退室を管理 オフィス内の金庫もSSFCフォーマットの社員証で認証する

関連情報

URL
  IC CARD WORLD 2006
  http://www.shopbiz.jp/top/index_IC.html?PID=0003&TCD=IC


( 増田 覚 )
2006/03/07 18:45

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