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STB版のGyaOトップページ(写真は試作機のもの。以下同)
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USENは、「Interop Tokyo 2006」と同時開催されている「IMC Tokyo 2006」において、動画配信サービス「GyaO」をPCレスで利用できるセットトップボックス(STB)の試作機を展示した。
展示されたSTBは、テレビに直接接続してGyaOで配信されるコンテンツをPCレスで視聴できるというもの。画面構成はPC版のGyaOとは異なり、リモコンでの操作を主眼においたデザインへと変更されている。試作機での操作方法はカーソル操作が主体だったが、説明員にによれば「製品版提供に向けて、今後も操作性の向上を進めていく」としている。
映像フォーマットはPC版の素材を利用するため、当初はWindows Mediaの採用を予定している。ただし、将来的にはH.264など他のフォーマットを利用も検討しているという。このほか、コンテンツ再生時はPC版と同様に、CM除く本編の巻き戻しや早送りといったトリックプレイにも対応していた。なお、展示された試作機はWindows CEモデルとLinuxモデルの2タイプとなるが、操作系統はほぼ同一だった。
STB版の開発について説明員は、「特にスポーツ番組のライブ配信を利用するユーザーの方から、テレビで見たいというニーズが寄せられていた」と語る。具体的なサービス形態などは未定だが、2006年夏以降の提供に向けて開発を行なっていくという。
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Windows CE版画面。右下にあるのがSTB試作機
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こちらはLinux版
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Windows CE版STBのリモコン
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PC版(写真右)とのトップページ比較。ページ構成が大きく異なっているのがわかる
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関連情報
■URL
USEN
http://www.usen.com/
GyaO
http://www.gyao.jp/
IMC Tokyo 2006
http://www.interop.jp/imc/
( 村松健至 )
2006/06/07 21:46
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