「Interop Tokyo 2006」のNECブースでは、高速電力線通信「PLC(Power Line Communication)」対応機器や、高速IPハンドオーバー技術対応ソリューションなどを参考出展している。
PLC対応機器は、同社が既に海外で提供しているPLCを利用したネットワーク接続サービスを日本国内向けに提供する目的で開発されたもので、PLC対応セットトップボックス(STB)やPLC対応VoIPアダプタを参考出展している。いずれの製品も、日本国内でのPLCに関する法制度が整い次第提供できる状態だという。また、日本国内で提供するPLC対応機器について、PLCモデムのほか、VoIP機能を付加した製品、VoIP機能と無線LAN機能を付加した製品の提供を予定していることを明らかにした。
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PLCソリューションの概要
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PLC対応STBの試作機
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PLC対応VoIPアダプタの試作機
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無線LAN内蔵PLC対応モデムのモックアップ
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高速IPハンドオーバー技術対応ソリューションは、同社が2003年に実施した時速330kmで高速走行中の車両とセンタ間でのIEEE 802.11bによる無線LAN通信の実証実験の結果を元に開発されたもの。センター側に高速IPハンドオーバールータ「IPBird-6100」を、移動体側にモバイルルータ「IPBird-5100」を設置することで、IEEE 802.11b/gによる無線LAN通信が移動体の移動時であっても可能だという。
同社によると、同ソリューションは実用可能な状態で、病院と緊急車両間の通信といった分野への提供を検討しているという。また、同ソリューションの鉄道向け提供も可能だとしており、駅や踏切の無人監視や車内広告の伝送をはじめ、車内での情報配信サービスやインターネット接続サービスの提供も可能だという。
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高速IPハンドオーバー技術対応ソリューションの概要
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鉄道向け広告ソリューションの概要
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高速IPハンドオーバールータ「IPBird-6100」
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高速IPハンドオーバー技術対応モバイルルータ「IPBird-5100」
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関連情報
■URL
NEC
http://www.nec.co.jp/
Interop Tokyo 2006
http://www.interop.jp/
関連記事:NEC、IEEE 802.11bを利用した時速330kmの車両との通信実証実験に成功[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/2930.html
■関連記事
・ 松下、日本国内向けのHD-PLC対応機器を参考出展(2006/06/07)
( 大久保有規彦 )
2006/06/08 11:44
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