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「NGNとは何か」を解説する展示パネルに多くの人が足を止めていた
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NET&COM 2007の展示会場には、NTTなど世界各国の通信会社が次世代のネットワークとして導入を目指しているNGN(Next Generation Network)関連の展示を集めたコーナー「ネットワーク最前線2007」が設けられている。
NGNとは、優先制御や帯域保証などのQoS機能の実現や、SIPを中心としたサービス層の標準化などにより、従来の電話網をIPネットワークに置き換えることを目的としたネットワークの総称。日本でもNTTグループが1月からNGNのフィールドトライアルを開始している。
展示コーナーでは、KDDI研究所/モトローラ、ネットワークバリューコンポネンツ、ノーテルネットワーク/日本IBM、フォーステン・ネットワークスの4グループによるデモと、NGNに関する解説記事のパネル展示が行なわれている。展示コーナーではNGNの解説記事のパネルを多くの人が読んでおり、現時点では「NGNとは何か」という段階での関心が高いように見受けられた。
ノーテルネットワークと日本IBMによるデモでは、PDAタイプの携帯電話同士での対戦ゲームを、NGNで実現する例を展示している。ユーザー認証、対戦相手の呼び出し、サービス参加への意思確認などを、NGNのサービス提供の枠組みとなるSIPやSDPなどのプロトコルを利用して構築している。従来のインターネットの対戦ゲームでも同様のことは行なえるが、NGNでは帯域保証などのQoS機能やサービス層の枠組みの標準化によるメリットがあるとしている。
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ノーテルネットワークと日本IBMはNGNによる対戦ゲームのデモを展示
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PDAタイプの携帯電話を使ったオンラインの対戦ゲームで、対戦相手の呼び出しや認証などにNGNのサービス提供の枠組みを利用する
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関連情報
■URL
NET&COM 2007
http://itpro.nikkeibp.co.jp/netcom/
ノーテルネットワークスのニュースリリース
http://www2.nortel.com/go/news_detail.jsp?cat_id=-8055&oid=100214259&locale=ja-JP
( 三柳英樹 )
2007/02/07 20:43
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