日本最大規模のIT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2007」が2日、千葉県の幕張メッセで開幕した。開催期間は10月6日まで。入場料は1,000円だが、事前登録で無料となる。
8回目の開催となる今回の開催テーマは、「見える、感じる、デジタルコンバージェンス最前線。」。デジタルコンバージェンスとは、これまで単独で成り立っていた技術、製品、産業、市場をデジタルで共通化し、新しい産業や市場に収束する過程を示すもの。
開催規模は、出展者数が895社/団体、出展ブース数は3,199で、ともに過去最多。海外からの出展者が39%を占め、前回に比べ65社/団体増えた。なお、出展者の45%は、展示会にあわせて新製品・技術を開発したという。また、出展者数の増加や見学環境の向上を図るため、使用するホールを昨年の8ホールから、幕張メッセの全11ホールに拡張した。
会場は「デジタルネットワークステージ」と「電子部品・デバイス&装置ステージ」の2つに分かれる。このうちデジタルネットワークステージは、ホーム&パーソナルゾーンとビジネス&ソサエティーゾーンで構成。情報家電やワイヤレスネットワーク、自動車、放送など、暮らしとビジネスを取り巻く環境のデジタル化を実感できるという。
同ステージでは、デジタルコンテンツ産業に焦点を当てた「デジタルコンテンツパビリオン」を今年から新たに設置。主にデジタルコンテンツ制作分野などの企業20社が出展する。そのほか、RFIDの最先端技術を紹介する「RFIDパビリオン」、次世代検索技術の開発を目指す「情報大航海プロジェクト」のブースなども設置される。
関連情報
■URL
CEATEC JAPAN 2007
http://www.ceatec.com/
( 増田 覚 )
2007/10/02 13:33
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