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ROBROのチャンネルスロットシステム
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「CEATEC JAPAN 2007」の展示会場では、クイックサンが地上デジタル放送とインターネットを1つのブラウザで閲覧できるシステム「ROBRO」(開発コードネーム)を展示している。
ROBROは、テレビとWebサイトを同列のチャンネル上に配置する「チャンネルスロットシステム」が特徴。従来のチャンネル番号に加えて、未使用のチャンネルにWebサイトを設定する。スロットには、最大で99チャンネルと各チャンネルに10のサブチャンネルを用意。これにより、ザッピング感覚で視聴コンテンツを選択できる。
サイト閲覧時は、ページ上のリンク横に番号を表示する「リンク自動ナンバリング機能」が利用できる。これにより、リンクの番号を入力することで、ページ移動が可能。番号が見えにくいときは、ズーム機能で拡大できる。また、番号を非表示にし、リモコンでカーソルを動かしてクリックすることも可能だ。文字入力は、ソフトウェアキーボードを使用する。キーボードは、50音方式や携帯電話と同じ数字キー入力方式を用意しており、リモコンの数字キーで入力できる。
現在のところ、カラオケやホテルといった法人案件が多く、病院でも注目されているという。クイックサンの松田大策取締役は、「病院ではPCや携帯電話の持ち込みが禁止されているとろが多い。患者さんがテレビやネットをしたいときは、これ1台あればできる」と話す。コンシューマ向けも考えられており、「価格などの詳細は未定だが、1年か1年半後にはリビングでお使いいただける」とした。また、「アクトビラも今後コンテンツを強化されるだろうが、我々はどのサイトでも見られるオープンなところが違う」とアピールした。
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リンク自動ナンバリング機能
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ソフトウェアキーボード
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リモコン
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関連情報
■URL
CEATEC JAPAN 2007
http://www.ceatec.com/
クイックサン
http://www.quixun.co.jp/
( 野津 誠 )
2007/10/04 15:59
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