ビジネスに役立つAndroidアプリ
テキストメモを1日単位でEvernoteに保存できる「WriteNote」
(2013/5/15 06:00)
アプリ名 | WriteNote(Ver.1.5) | |
こんなときに | テキストメモをEvernoteにすばやく保存したい | |
対応OS | Android OS 1.6以上 | |
価格 | 無料 | |
配布 | MARUMI | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.eek.nap.writenote |
テキストメモをガンガン書き溜めたいEvernoteユーザーに
アイデアやメモをクラウド上に保存し、さまざまなデバイスから共有できるEvernote。筆者もずいぶんお世話になっているサービスだ。Evernoteには、ノートの作成や更新、閲覧に使える専用のアプリやウィジェットが用意されており、機能が更新されるたびに洗練されて使いやすくなっているが、それでも欲しいのが、シンプルなメモ機能である。
せっかく思い出した大事な要件も、メモを書くために、新規ノートを作成したり、既存のノートを探して開いたりしているうちに忘れてしまうかもしれない。最小限の操作で、メモが書きたい、とりあえず書き溜めておく場所が欲しい、と思ったことはないだろうか。そんな方におすすめなのが、今回ご紹介するアプリだ。
「WriteNote」は、書いたテキストを1タップでEvernoteに保存できるというもの。断片的なメモを何度書いても、すべて1日分のノートにまとめられるのが大きな特徴だ。
起動すると、すでにテキストが入力できる状態なので、テキストを入力したら送信ボタンをタップする。すると、初回にノートが自動生成され、設定で指定された名称のノートブックに保存される。閲覧や編集機能はなく、次に送信したメモは、作成済みのその日のノートに、タイムスタンプとともに自動的に追記される。オフラインでも一旦ローカルに保存され、ネットワークにつながると更新される。
つまり、ノートを探して、開いて、書いて、保存して……という操作がまったく不要なため、その分書くという行動だけに集中できるというわけだ。いつ書いたかが分かるので、出来事だけをひたすら書いてライフログとしてもいいし、頭に浮かんだことを随時書いて送信してもいいのである。ノートに1つまでなら、チェックボックス機能も使える。忘れたくない物事の名前や値段などのほんの数文字のメモから、思いついたフレーズ、そのとき起きた出来事、原稿の一部分などの文章などを書いておいてもいいだろう。とりあえずメモをガンガン保存したい方に、ピッタリなのだ。
内容を確認したいときは、別途公式アプリなどを使う。見直す際、新しいものが上か下かというのは好みがあるだろう。追記分は下がいいというときは、設定で「ノートの下に追記する」にチェックを入れればOK。繰り返し送信したいときは、「送信後も終了しない」にチェックを入れておこう。こうすると、観察記録などをメモしたいときは、開きっぱなしで次々と保存できる。
作成されたノートは、初期設定ではその年のノートブック内にまとめられるが、ノートブック名や、ノート名も設定で編集できるので、目的に応じて変更してみよう。
なお、カメラで撮影した写真や、ギャラリーの写真も保存したいとき、位置情報を付けたい、ノートの設定を切り替えて使いたい、複数のチェックボックスを使いたいときは、有料版の「WriteNote Pro」(220円)を活用するといいだろう。