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【使いこなし編】第272回

Wi-Fi経由で簡単にプリント、バッファロー「おもいでばこ」から直接写真を印刷する

 スマートフォンで撮った写真や動画を、iCloudやGoogleのクラウドに保存していると、すぐに容量が足りなくなってしまう。そこで、外付けSSDなどの外部ストレージを接続してバックアップする方法を、第254回から実践してきた。第261回からは、バッファローの「おもいでばこ」という、スマートフォンの写真・動画のバックアップが簡単にできる製品を見ている。

気軽に使えるデジタルフォトアルバム、バッファロー「おもいでばこ」シリーズ「PD-2000」の使い方を実践中。今回はプリンターと繋げてみる

 今回は、「おもいでばこ」本体から直接プリンターを使って印刷する方法を実践する。現時点で対応しているのは、エプソンのColorio(カラリオ)シリーズの「Epson iPrint」対応インクジェットプリンターに限られている。

 対応していないプリンターやコンビニなどで印刷する場合は、これまでに紹介してきたスマートフォンやPC、USBメモリーに書き出す方法を使い、書き出した先から印刷の操作を行うことで印刷できる。

 このほか、プリンターがWi-Fiもしくは有線LANで家庭内のルーターに接続されている必要がある。接続方法は、直接接続する「Wi-Fi Direct」ではなく、SSIDと暗号化キーを入力してルーター経由で接続させる方法を選択する。Wi-Fiは2.4GHz帯が使われるので、SSIDが判別できるようにしておこう。

 今回利用したプリンターは、エプソン「EP-315」という単機能モデルだ。エプソンのプリンターは、スマホアプリの「Epson Smart Panel」を使ってWi-Fiに接続させることができる。

「おもいでばこ」本体から直接プリンターを使って印刷する。プリンターは、エプソン「EP-315」
「Epson Smart Panel」アプリで新規プリンターを接続する。詳細手順は省略するが、チャット形式で対話を進めていくだけだ。Wi-Fi接続を進めていき、表示されるSSIDを選ぶ
パスワードではWi-Fiの暗号化キーを記入すれば接続できる
エプソン「EP-315」では、利用可能になると「Wi-Fi」のランプがグリーンで点灯する

 「おもいでばこ」で、ホーム画面の[その他の機能]から[設定]を選び、[プリンター]にて登録する。この操作の時点で接続するプリンターが表示されない場合には、LAN内でプリンターが認識されていないことになる。プリンターの電源が入っていることや、Wi-Fiと接続していることを示すインジケーターを確認しよう(EP-315では本体前面にある「Wi-Fi」のランプがグリーンで点灯する)。また、スマホアプリ「Epson Smart Panel」からも確認できる。

ホーム画面の[その他の機能]から[設定]を選択
[プリンター]を選択し、[エプソン]を選ぶ
モデル名が表示されるので選択する。ここで表示されない時は、LAN内でプリンターが認識されていないので、電源が入っているかや登録状態を確認する
このようにプリンターが登録される

 プリンターを登録すると、アルバムやカレンダー、一覧、詳細画面などでリモコンの「△」ボタンを押してメニューを表示させた際に、[印刷]が表示されるようになるので印刷が可能になる。プリンター登録をしないと、メニューから[印刷]の項目は表示されないので注意しよう。

リモコンの「△」ボタンを押して、メニューから[印刷]を選択する。単独カット表示画面だけでなく、アルバムやお気に入り画面などからも印刷は可能だ
用紙のサイズや種類などを設定し、[印刷]を選択する
印刷中
「おもいでばこ」から直接印刷操作ができるのは、手軽で便利

 細かいレイアウトや倍率の変更などはできないので、画像の編集などの調整が必要な場合にはスマートフォンやPCから印刷した方がいいが、手軽に「おもいでばこ」から写真を印刷するのに便利な機能だ。「おもいでばこ」とプリンターはWi-Fiで繋がっているので、必ずしも隣にある必要はなく、双方が離れた部屋にあっても構わないのが使いやすい。

村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。