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【使いこなし編】第268回

バッファロー「おもいでばこ」にバックアップした写真をスマホに書き戻す、iPhoneのLive Photosも再現可能!

 スマートフォンで撮った写真や動画を、iCloudやGoogleのクラウドに保存していると、すぐに容量が足りなくなってしまう。そこで、外付けSSDなどの外部ストレージを接続してバックアップする方法を、第254回から実践してきた。第261回からは、バッファローの「おもいでばこ」という、スマートフォンの写真・動画のバックアップが簡単にできる製品を見ている。

気軽に使えるデジタルフォトアルバム、バッファロー「おもいでばこ」シリーズ「PD-2000」の使い方を実践中だ

「おもいでばこ」に保存した写真をスマートフォンに書き出す

 前回、「おもいでばこ」に貯めた写真や動画をUSBメモリなどに書き出す操作を実践してみた。書き出しておいた写真は写真店やコンビニのプリントサービスで印刷したり、友人に渡したりすることができるほか、PCやスマートフォンに接続して、必要なもののみを取り込むということもできる。

 今回は、スマートフォンへの書き戻しを「おもいでばこ」アプリを使って実践してみよう。スマートフォンを「おもいでばこ」に直接接続しての書き出しについては、Andoridのみでサポートされていて、iPhoneではサポートされていないので、この「おもいでばこ」アプリを使った書き出しが便利だ。

 iPhoneで撮影されたLive Photosの場合も、そのまま書き戻せる。今回はiPhoneで実践してみるが、Live Photos関連の操作以外はAndoridでも同様だ。

 転送したい写真を選択して、「共有」アイコンから、[画像を保存]をタップする。[画像を保存]を選択すると、スマートフォンに画像が保存され、「写真」アプリから見られるようになる。今回は、自分のスマートフォンに保存してから共有することにする。

 「“ファイル”に保存」など他の保存先を選んだり、Live Photos以外の写真と動画であれば、AirDropやメッセンジャーなどを選んで、この画面から直接共有することもできる。

 Live Photosだけは、この「おもいでばこ」アプリから直接共有操作をすると、アプリの仕様によりJPEG形式の静止画に変換されてしまう。いったん自分のiPhone内の「写真」アプリに保存してから、ほかのスマートフォンに転送しないと、Live Photosのまま送ることができないので注意してほしい。

「おもいでばこ」アプリでサムネイル表示にして、ロングタップすると複数選択の始点を設定できる
終点をタップすると始点と終点の間のカットが全て選択される。転送したいカットを選択したら、下部「共有」アイコンをタップ
個別の写真を表示させた場合には、ここで「共有」アイコンをタップすればよい
[画像を保存]をタップする

 「共有」アイコンで[画像を保存]をタップするとiPhoneに保存され、iPhoneの「写真」アプリから見られるようになる。Live Photosの場合にも、そのままLive Photosを保ったまま書き出される。

写真や動画が転送される
「写真」アプリに保存されるので確認してみよう
Live Photosはそのまま書き出される
もちろん、Live Photosの編集も可能だ

 「おもいでばこ」に保存した写真や動画を友人のスマートフォンに共有したい場合、「おもいでばこ」アプリをインストールしてログインしてもらえば上記の手順で共有できるのだが面倒だ。自分のスマートフォンを経由して、LINEなどのメッセンジャーアプリやメールなどで共有するか、iPhoneならAirDrop、AndroidならQuick Shareで転送した方が手軽だろう。

Live Photosの動きが再現できるように共有するには?

 「おもいでばこ」に保存していたLive Photosをほかの人に共有したい場合、「おもいでばこ」アプリの共有機能では、JPEG形式の静止画として保存されてしまうことにも注意したい。いったん上記の方法でiPhoneに保存して、「写真」アプリから共有しよう。

 共有方法として一番手軽なのはAirDropを使ったiPhone間の転送なのだが、初期設定のままだと静止画で転送されてしまうので、[オプション]のフォーマットを[現在のフォーマット]に変更することで、Live Photosのまま転送できる。

「写真」アプリのLive Photosで「共有」アイコンをタップする
共有画面で[オプション]をタップする
[自動]が選択されているので[現在のフォーマット]にチェックを移して、右上のチェックをタップする
この状態でAirDropで転送すれば、Live Photosのまま転送される
MacへのAirDropでは、静止画に変換されうまくいかないケースがある。その場合はiPhoneをUSBポートに直結し「写真」アプリで読み込むとLive Photosのまま取り込むことができる

 LINEで共有する場合は、写真転送の画面で[オリジナル]をタップしてグリーンに点灯させてから転送すると、Live Photosで転送される。

LINEの場合、写真転送の画面で[オリジナル]をタップしてから転送する
Live Photosで転送される
村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。