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【使いこなし編】第269回

スマホの保存容量を節約! バッファロー「おもいでばこ」アプリでクリップ機能を使う

 スマートフォンで撮った写真や動画を、iCloudやGoogleのクラウドに保存していると、すぐに容量が足りなくなってしまう。そこで、外付けSSDなどの外部ストレージを接続してバックアップする方法を、第254回から実践してきた。第261回からは、バッファローの「おもいでばこ」という、スマートフォンの写真・動画のバックアップが簡単にできる製品を見ている。

気軽に使えるデジタルフォトアルバム、バッファロー「おもいでばこ」シリーズ「PD-2000」の使い方を実践中だ

 前回は「おもいでばこ」アプリを使ってスマートフォンへ写真や動画を書き戻してみた。今回は、「おもいでばこ」アプリでお気に入りの写真をコレクションする「クリップ」機能を使ってみよう。

 この機能は、「おもいでばこ」に保存されている写真の中から好みのものを登録することで、「おもいでばこ」本体と接続していない状態でも、「おもいでばこ」アプリを使って写真を表示できるようにするものだ。

 「おもいでばこ」に保存した写真をスマートフォンでいつでも見られるようにする、という意味では、書き出しと似た機能だと言える。ただ、「おもいでばこ」アプリからしか見られないことと、Live Photosや動画は静止画のクリップに変換されてしまうという点が異なる。

 このほかにも、クリップを共有する際に、元画像よりも解像度が低くなるといった制限もあるが、操作が簡単なのが大きなメリットで、気軽に写真を持ち出して人に見せたい、といった用途に最適だ。役目を終えたら写真を削除する必要はなく、クリップからはずすだけ、というのも簡単でいい。

「お気に入り」をクリップとして登録する

 「おもいでばこ」アプリでクリップに登録できるのは、写真1枚ずつではなくアルバムや「お気に入り」単位になるので、クリップ登録用のアルバムを作るといいだろう。今回は「お気に入り」に登録した写真をクリップにしてみる。

「おもいでばこ」アプリで写真を表示させて「☆」をタップすると、「お気に入り」に登録できる
[お気に入り]を表示してみる。こんな感じで登録してみた。下部中央にある[クリップ]ボタンをタップする
クリップに登録される
ネット回線を切断するため、一時的に機内モードに切り替えてみる

 以上で、クリップへの登録は完了だ。続いて、クリップの写真を表示してみよう。なお、クリップの写真を共有しようとすると、解像度が低くなる(長辺最大2040ピクセルになる)との説明が表示される。スマートフォンの画面で見るぶんにはほとんど違いに気付くことはないだろうが、より解像度が高い写真を共有したい場合は、ほかの方法を使おう。

「≡」から[クリップ]をタップする。オフラインのため、ほかのメニューは消えていて使えない
[お気に入り]が追加されている
クリップも通常と同じようにサムネイル表示される
個別の詳細も表示できる。共有ボタンから、共有が可能だ
クリップを共有しようとすると、写真の解像度が低くなっており、動画は共有できないという画面が表示される
共有した写真は、長辺2040ピクセルに縮小されている。スマートフォンで見る分にはほぼ問題ないが、大画面で見たい場合や印刷したい場合などには、別の方法で高い解像度の写真を共有したほうがいい

 クリップでは、新たに写真を追加した場合には、手動で更新する必要がある。新たに[お気に入り]に追加した画像を持ち出したい場合には、更新ボタンを押すことでクリップに追加される。

新たに[お気に入り]に追加した写真をクリップとして持ち出したい場合には、「おもいでばこ」アプリで適宜更新ボタンを押す
更新後に「おもいでばこ」アプリでクリップを見たところ。追加されているのが分かる

 いくつかの制約はあるが、以上のように、クリップ機能を使えば、簡単にスマートフォンで写真を持ち出すことができる。アプリでの加工など、さまざまな用途を想定しているなら書き出した方がいいが、人と会ってその場で写真をパッと見せたい場合などには最適な機能だ。うまく使い分けてみてほしい。

村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。