ビジネスに役立つAndroidアプリ
シンプルなのに使い勝手のいいメモ兼付箋紙
「ColorNote カラーノート メモ帳 ノート 付箋」
(2013/7/31 06:00)
アプリ名 | ColorNote カラーノート メモ帳 ノート 付箋 | |
こんなときに | 気軽にメモして、端末間で同期したい | |
対応OS | 端末により異なる | |
価格 | 無料 | |
配布 | Social & Mobile, Inc. | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.socialnmobile.dictapps.notepad.color.note |
シンプルな見た目とはうらはらに、端末間の同期ができるなど、機能が充実
複数の端末を持つようになると、ちょっとしたメモでも端末間で同期したくなるだろう。端末を持ち変えたとき、情報が違う端末にあっては不便だからだ。そのために、Evernoteのようなクラウドサービスに申し込むという手もあるが、買い物リストや、ちょっとしたメモのためには少々大げさ過ぎるかもしれない。そんなときは「ColorNote カラーノート メモ帳 ノート 付箋」(以下、ColorNote)を使ってみよう。
「ColorNote」は、見た目と操作がシンプルなメモアプリ。公式サイト(http://www.colornote.com/)は英語だが、アプリは日本語で利用できる。見た目と操作のシンプルさとは裏腹に、意外と機能が充実しているのが特徴だ。
テキストメモのほか、ToDoリストとして使えるチェックリストが作成できる。テキストメモにアイディアをメモしたり、ToDoリストには今日中に片付ける仕事をリストアップしたりと使い分けられる。ノートの色は9色から選択可能で、内容の重要度や気分で変えられるほか、ウィジェットもサポートしているので、ホーム画面からも直接確認できる。
メモを予定としても活用できる「カレンダー」機能、通知のタイミングを、終日/15分後/30分後/ステータスバーに表示など、5種類から選べる「リマインダー」機能、他のアプリにノートの内容を送れる「送信」機能、利用頻度が低下したノートを保存しておける「アーカイブ」機能、検索、SDカードバックアップ、パスコードロック機能、さらにはオンライン同期機能なども備えている。
メモを作成するときは、画面上の「+」アイコンをタップし、ノート追加画面で「テキスト」か「チェックリスト」のいずれかを選ぶだけだ。
「テキスト」を選択するとすぐに編集可能な状態になるので、メモしたいことを入力すればいい。「チェックリスト」を選択したときは、「アイテムを追加」をタップすることで入力フォームが現れる。作成したノートは、リストビューとグリッドビューのいずれかで一覧表示できる。グリッドビューを選択すると、ノートの内容も見えるため、全体を俯瞰するのに役立つ。再編集をしたいときは、ノートを選択してペンのアイコンをタップすればいい。
とにかく見た目も操作もシンプルな「ColorNote」だが、このアプリの醍醐味は、「ウィジェット」と「オンライン同期」だろう。
まず「ウィジェット」だが、ノート単位でホーム画面に複数貼り付けられるため、狙ったノートにメモが書きやすいだけでなく、メモ全体を見渡しやすくなる。ノートに書いても、その存在を忘れてしまいやすいという方にうってつけなだけでなく、自分が抱えている課題などもまとめて確認できる。
貼り付けの際には、「1×1」「2×2」「今日2×2」の3パターンからサイズを選べる。「1×1」はアイコンのみだが、「2×2」はノートの内容が見える形で貼り付けられる。ユニークなのが「今日2×2」だ。選択すると、当日リマインダー設定されている予定を表示できるようになるのである。その日にやるべきことを保存したノートの一覧を表示できるので、タスクごとのToDoが確認しやすくなるというわけだ。
このように、使い込んでいくと困るのは、機種変更したときや、他の端末を持つときだ。そこで役立つのが「オンライン同期機能」である。
メインメニューの「オンライン同期」でユーザー登録を行うと(無料)、別の端末でも「オンライン同期」を設定をすれば、作成済みのメモがそのまま利用できる。ウィジェットの内容も更新できるので、思いついたときに、手近な端末でメモが保存できるようになるのである。家族やグループ内で共有のアカウントを作成しておけば、さまざまな情報の共有に活用できるに違いない。ただし、同期のタイミングはアプリの起動時か、手動なので、保存したら念のため同期しておく習慣をつけておくといいかもしれない。