ビジネスに役立つAndroidアプリ

隙間時間を使ってコツコツ目標達成を目指せる「目標時間」

アプリ名目標時間(Ver.1.3.0)
こんなときに毎日きちんと積み重ねて達成したいことがある
対応OSAndroid OS 2.1以上
価格無料
配布RYUMEI Soft
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.saga.ryumei.android.TargetTimeManager

ボタンをタップするだけで、実施日、時間、目標達成度などを簡単に記録

 毎日繰り返して行いたいことがあるとき、努力の経過がきちんと見える形になっていると、モチベーションを維持しやすいだけでなく、もっとがんばろうという気持ちにさせくれるものだ。もし、現在、取得したい資格がある、できるようになりたいことがあるというときは、その努力をスタンプカードのように見える化してくれる「目標時間」を活用してみよう。子供の頃行った夏休みのラジオ体操カードのスタンプのように、やる気を刺激してくれるアプリなのだ。

「目標時間」

 「目標時間」は、毎日読書する、資格取得の勉強をする、一定時間エクササイズするなど、なんらかの目標に対して、あらかじめ決めておいた1日の実行時間の達成状況を、一覧で確認できるアプリである。

 起動したら、まずメニューキーから「設定」を開き、1日の目標時間と、集計を開始する日を設定する。あとは、画面上部に表示される「始める」というボタンをタップし、終了時に「終わる」ボタンをタップするだけ。これだけで、開始日時、開始時刻、終了時刻、経過時間、合計時間、目標差異などが保存され、指定日からの履歴を一覧表示してくれる。いつどれだけやったか、目標はクリアできているのか、という経過が一目瞭然になるというわけである。

 簡単に時間を記録できるシンプルさだけでなく、1度に設定時間をクリアしなくても、細切れでも、積み上げた結果が、その日の目標に達していればOKというところが大きな特徴だ。起動画面では、「経過時間」や「本日合計」「目標差異」として状況が確認でき、達成時には通知してくれるので、目標時間に足りないなら再チャレンジできるのだ。

 また、起動画面には週や月の合計時間、過去5日分の履歴も表示され、メニューキーから開ける「目標達成状況」では、実績をすべて確認できるため、それまでの努力を振り返りやすい。万が一間違って実行した場合などは、「記録一覧・修正」から削除や訂正が可能なのはありがたい。

 「設定」の「曜日毎の目標時間設定」では、AM、PMといった表記はあるものの、開始時刻を表すものではなく、実行したい時間と考えるといいようだ。たとえば、毎日1時間行いたいなら「1:00AM」と設定しておけば、何時に何回実施しようとも、その日1日の合計時間が1時間あれば、達成とみなされる。

 ウィジェットもサポートしており、画面にボタンを配置できる。アプリを起動しなくても、同じアイコンでカウントの開始と終了操作が可能になるため、非常に楽だ。

「終わる」をタップすると計測終了
過去5日分の履歴は起動時の画面に表示される
メニューキーからアプリのメニューを表示
「目標達成状況」で過去の実績を確認できる
「設定」メニュー
曜日毎の目標時間を設定できる
データの追加、削除、修正も可能
タップするだけで記録を開始できるウィジェットもサポートしている

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。