端末をシェイクするだけでLEDが点灯する「フラッシュライト LED Genius」

ロック解除しなくても、端末を振るだけでON、OFFできる

　暗闇は不安なものである。うっかりブレーカーを落としてしまったときや、落雷による停電、帰宅が遅くなったときなどの安全対策として、あると便利なのが懐中電灯。しかし、突然真っ暗な状態になっては、どこにあるのか確認できないこともあるだろう。そこで、入れておきたいのが、常に携帯しているスマートフォンを懐中電灯代わりに使えるアプリだ。この手のアプリは非常に種類が多いのだが、今回は、暗闇の中でも最小の動作で明るく照らせる「フラッシュライト LED Genius」をご紹介したい。

フラッシュライト LED Genius

　「フラッシュライト LED Genius」は、背面のLEDとスクリーンのいずれかを点灯できるシンプルなアプリである。アプリを起動して画面中央のボタンをタップすると、スクリーン、またはLEDのいずれかが点灯する。「AUTOSTART」を有効にすれば、アプリの起動と同時に点灯させることもできる。どちらを点灯するかは、画面上の切り替えスイッチで指定しておけるので、背面にLEDのない端末ならスクリーンを光源にできるほか、画面上をなぞることで好みの色に変更できる。また、バッテリー残量が確認できるのも親切だ。ウィジェットもサポートしている。

　これらの機能はどのフラッシュライトアプリでもほぼ共通しているが、「フラッシュライト LED Genius」は、ロック画面で端末をシェイクするだけで、LEDを点灯および消灯させることができるのが大きな特徴だ。

　電源キーを入れてロック画面を表示したら、端末を数回振ればLEDが点灯する。消灯したいときも、同様に振ればいい。これで、ロックを解除し、ウィジェットのある画面を表示させてアイコンをタップする、もしくはアイコンからアプリを起動してボタンをタップする、という操作をすべて省けるため、緊急時でも素早く照らせるようになるというわけである。フリップ式のカバーを装着している場合でも、電源キーを押してから振れば、カバーを開けなくても操作できるので大変便利である。

　この「シェイクジェスチャー」と呼ばれる機能は、初期設定では無効になっているため、使いたい方は、画面下のメニューからON/OFFの設定や、シェイクの感度を調整しておこう。ただし、端末を振ることで画面をオフにできる機能を持つ端末の場合、一瞬点灯しても、すぐ端末がスリープして消灯してしまうなど、うまく動作しない場合があるので注意しよう。

　「設定」では、自動的に消灯する時間も設定できるので、消し忘れによるバッテリー消耗が心配な方は、あらかじめ設定しておくといいだろう。

中央のボタンをタップすると、LEDまたはスクリーンが点灯

スクリーンを点灯させたいときは、消灯時の画面で、スクリーンのスイッチを有効に

スクリーン点灯例

画面を指でなぞると、色を変えられる

「シェイクジェスチャー」による操作をしたいときは、LED側を有効にした状態で、画面下のメニューから専用の設定画面を開く

画面右上の歯車のアイコンから開く設定画面

ウィジェット