ビジネスに役立つAndroidアプリ

マナーモードの設定を自動的に切り替えられる「オートマナーPlus+」

アプリ名オートマナーPlus+(Ver.1.9.1)
こんなときにマナーモードの設定や解除が面倒くさい
対応OSAndroid OS 2.1以上
価格100円
配布HoNKoT
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.chau2chaun2.mannerstimer

マナーモードの設定と解除をタイマーで制御できる

 厳粛な席でスマートフォンをマナーモードにし忘れて、着信音を鳴り響かせてしまったり、マナーモードやサイレントモードのまま解除を忘れて、大事な電話に出られなかったといったミスをしたことはないだろうか。そんなときは手動設定の煩わしさや、解除忘れを防止できる「オートマナーPlus+」が便利だ。

オートマナーPlus+

 「オートマナーPlus+」は、マナーモードや通信状態をタイマー予約で制御できるアプリ。主な機能は 「通常モード」「マナーモード」「サイレントモード」「オリジナルマナーモード」の切り替えだが、マナーモードだけでなく、Bluetooth、Wi-Fi、Googleアカウント自動更新、機内モードの時間による切り替えもできるのが大きな特長。平日の何時から何時までは「通常モード」だが、平日の就寝時間は「サイレントモード」に、休日はは完全に「機内モード」にしてネットを遮断してプライベートを満喫、といったことも可能だ。

 起動すると、あらかじめ3つ分の設定項目が用意されているので、時間部分をタップし、時間、着信音、Bluetooth、Wifi、自動同期、機内モードを設定していく。いずれもアイコンをタップし、ドロップダウンメニューから選択するだけなので簡単だ。

 必要な場合は「通知方法」や「タイマー周期」設定する。「通知方法」は、設定が切り替わるときに「ステータスバー」「振動」「ポップアップの通知」が指定できるというもの。設定の切り替えは自動でも、切り替わったタイミングを把握したい方は設定しておこう。これからオフラインだと認識することで、頭の中を切り替えられるかもしれない。

 「タイマー周期」では、「一度だけ」「毎日」「平日」「土日祝日」「選択した曜日」という切り替えタイミングが選べる。うまく設定していけば、ライフスタイルにあわせたプランも作り出せるだろう。

 選択を終えたら戻るキーをタップするか、メニューキーから「設定を保存する」を選択すれば保存できる。初期設定の3つを使い切っても、メニューキーから「追加」を選べばさらに追加することもでき、設定数に制限はないので安心だ。

 起動画面のタブや、着信音の選択肢に登場する「オリジナルマナー(β)」とは、「通常モード」「マナーモード」「サイレントモード」それぞれをベースとし、さらに音量とバイブの有無をさらに細かく設定し、名称をつけて保存できる機能だ。設定した内容は「着信音」の設定として指定できるようになるので、よりカスタマイズした状態が作り出せる。

 たとえば、ベースを「通常モード」にすると、着信音、アラーム、メディア、システム、通話音量、バイブの有無が1つずつ設定できる。「マナーモード」の場合は、アラーム、メディア、通話音量の調整が可能だが、「マナーモード」と「サイレント」の場合はバイブの設定はできない。設定時に音量の確認はできないので、使いながら調節しよう。

 このほか、「設定」では、背景色、ウィジェットからの編集、タイマー履歴のSDカード保存、通知方法などが設定できる。

 なお、機種によってはうまく動作しないこともあるようなので、まずは制限付きの無料版「オートマナーTrial」で試してみるといいだろう。

起動時の画面
タイマーの設定画面
着信音の設定
オリジナルマナー(β)の設定
Bluetoothの設定
Wifiの設定
自動同期の設定
機内モードの設定
作成したモードは、「オリジナルマナー(β)」タブを開けば状態が確認できる
オリジナルマナーの設定画面。名前をつけて保存できる
通知パネルに通知された例
メニューキーから開ける設定画面

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。