ビジネスに役立つAndroidアプリ
「避難情報」もプッシュ通知してくれる「防災速報 ~地震,豪雨,津波を通知~」
(2013/10/23 06:00)
アプリ名 | 防災速報 ~地震,豪雨,津波を通知~(Ver.1.4.0) | |
こんなときに | 防災情報があったらしっかり知りたい | |
対応OS | Android OS 2.2以上 | |
価格 | 無料 | |
配布 | Yahoo Japan Corp. | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.emg |
11種類の防災情報をお知らせ。「避難情報」もプラス
台風が連続して発生するこの頃。合間に地震が起こると、自然の厳しさを感じざるを得ない。いざというときに、災害情報や避難指示を確実に受け取りたいと思っているなら「防災速報 ~地震,豪雨,津波を通知~」を入れておこう。GPSによる現在地と連動した災害情報と、地域設定最大3件の災害情報をプッシュ通知してくれるというものだ。
通知対象となっているのは、避難情報、地震情報(緊急地震速報、地震情報)、津波予報、豪雨予報、熱中症情報、気象情報、噴火警報、電力使用状況、計画停電、放射線量、お知らせ、の11種類。
これらが位置情報だけで通知されるのである。1年ほど前は、地震情報、豪雨予報、津波予報、電力使用状況、計画停電、の5種類だったことを考えると、かなり充実しているのがわかる。
最近になって追加されたのが、自治体による避難情報の発令と解除が通知される「避難情報」だ。ふだんテレビを観ない、屋外の放送が聞こえにくい状況にあるときに役立つかもしれない。
「地震情報」は、揺れる前と後の両方をカバーしており、設定地域と近隣の都道府県で、最大震度が設定震度に達した場合に通知されるが、震度5弱以上の場合は全国が対象となる。「噴火警報」は、噴火警報(噴火警戒レベルが4、または5)が発表または解除されたときに通知される。「放射線量」は、測定された放射線量の平均値が上昇、または低下した場合に通知される。
「津波予報」は、全国の津波警報や注意報の発令と解除が対象。「豪雨予報」は、激しい雨の予報を、降水量とともに知らせてくれる。「降雨量」は通知条件を、20mm/h~80mm/h以上から指定できる。
「熱中症情報」は、設定地域の暑さ指数が設定地を超えたとき、環境省熱中症予防情報が発表した情報に基づいて注意が促される。
こうした情報が、地域指定をしなくても、インストールして通知を有効にするだけで得られるのである。指定地域も最大3件登録できるので、現在地以外で誰かの安否を気遣う場所があるなら、登録しておくと安心だろう。
設定できるのは、通知条件、通知する時間(常か、指定時間帯か)、通知音量(初期設定は最大)、通知音の種類、マナーモード時の通知音のオンオフ。初期設定では通知音量が最大になっているため、お手元の端末でどの程度響くか確認するといいだろう。あまり大きいと、その音でかなり驚いてしまうからだ。通知音も、自分の好みに変更しておくことをお勧めしたい。
特に一部の情報は、通知音で男女の音声が選択できるようになっており、なんの警報か分かりやすいというのが本アプリの特長でもある。音声通知が可能なのは、現在のところ、地震(緊急地震速報、地震情報)、津波予報、噴火警報の3種類。
揺れる前に通知される緊急地震速報では「(サイレン)緊急地震速報です」となり、揺れたあとの地震情報では「(チャイム)地震の震度情報です」、津波は「(チャイム)津波の情報です」となっている。突然サイレンだけが鳴り響くより、何の情報かがすぐ分かるのだ。特に音声が効果的だと思われるのは夜だろう。深夜ぐっすり寝込んでいるときにサイレンがなると、頭がハッキリせず困ることがある。そんなときに音声で伝えられれば、何が起ころうとしているのか理解しやすく、対応も早まるのではないだろうか。