PDFファイルに注釈をつけられる「neu.Annotate PDF」
アプリ名 | neu.Annotate PDF(Ver. 1.38) | |
こんなときに | PDFファイルに直接書き込みして指示を出したい | |
価格 | 無料 | |
配布 | neu.Pen LLC | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app/id407107609 |
●隙間時間にPDFファイルをチェックし、メールで送信
移動時など、ちょっと手の空いた時間に、資料のPDFファイルに目を通し、気がついたところをハイライト表示させたい、こんな写真をここへ、など、関係者に修正点を伝えたい、ということはあるだろう。そんなときに役立つのが「neu.Annotate」PDFだ。
「neu.Annotate」は、PDFファイルに書き込みも可能なPDFビューワーだ。たとえば、メールに添付されたPDFファイルも、アクションボタンから“次の方法で開く...”で「neu.Annotate PDF」を選べば、そのまま「neu.Annotate PDF」で開いて閲覧できる。すでに作成済みのテキストを直接書き換えるすることはできないが、取り込んだPDFファイルに文字や図形、スタンプなどを加えて、改めてメールで送信できるのである。
起動時の画面下には、ページの移動、オブジェクトの選択、消しゴム、直線や自由曲線の描画が可能なボタンが用意されており、さらに「…」をタップすると、図形、スタンプ、写真の貼り付け、文字入力が可能になる。1度配置した文字や図形を削除したいときは、消しゴムをタップしてから、消したい文字や図形をタップするだけでよい。
neu.Annotate PDF | 画面下のペンのアイコンからフリーハンドで書き込める。ペンは設定を変えた3種類がプリセットされており、カスタマイズ可能 | 「…」ボタンから図形やスタンプ、写真の配置、テキスト入力が可能に。入力したテキストは入力画面の履歴に残るので、頻繁に使用するフレーズは再入力しやすい |
書き込んだオブジェクトは、移動、拡大、縮小、変形、回転が可能だ。これらの文字、塗り、線、透明度や太さ、色などはカスタマイズできる。また、オブジェクトを選択した際に表示される「>」マークをタップすると、サブメニューとして「ゴミ箱」「ハサミ」「クリップボートへコピー」「クリップボードからコピー」が選択できるようになり、テキストの場合は、編集も可能になる。
画面右上のボタンからは、メールの送信、ブランクページの挿入や、ページの回転、削除、ドキュメントの削除ができるが、さらにページの背景にグリッドを表示させることもできるので、細かい文字や図形配置に役立ちそうだ。「Snap to Grid」を有効にしておくと、オブジェクトを移動する際にグリッドにスナップさせながら位置を決められるため、配置にこだわりたいときに便利だ。
画面上には、取り込んだPDFファイルの一覧が見られるホームボタンのほか、アンドゥ、リドゥボタンもあるので、いつでもやり直しできるので安心だ。
注釈をつけたPDFファイルは、ドキュメント全体をPDFとして保存するほかに、個々のページも、PDFに加えて、PNGやJPG形式でメールに添付するなどして送信できる。PDFファイル全体が大きな場合などは、必要な部分だけ送信することで負担を軽減できるだろう。送信できるPDFファイルはAdobe Acrobat互換なので、パソコンに取り込んでからAcrobat Readerなどで表示できる。
線のカスタマイズ画面 | 塗りのカスタマイズ画面 | テキストのカスタマイズ画面 |
挿入できる図形 | スタンプ一覧 | ページ単位でもメールで送信できる |
表示中のページの前後に、新たに空白ページを挿入できる | ページのグリッド表示や、回転が可能 | ドキュメントの切り替えはホームボタンから。読み込み済みのドキュメントを一覧で表示する |
関連情報
2012/1/25 06:00
-ページの先頭へ-