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警察庁、銀行10行と「情報連携協定書」締結。特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害拡大を受け
2025年8月12日 16:15
警察庁と金融機関10行は8月8日、「情報連携協定書」を締結した。協定金融機関がモニタリングを通じて把握した、詐欺被害に遭っている可能性が高いと判断した取引などに関わる口座に関連する情報について、関係する都道府県警察および警察庁に迅速な共有を行うことなどを内容としている。
同協定書は、2025年上半期の特殊詐欺の認知件数および被害額が、過去最悪となっていた前年同期比で大幅に上回り、また、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害も増加傾向にあるなどの状況を受けて締結されたもの。今回新たに協定金融機関となったのは以下の10行。
- 株式会社セブン銀行
- ソニー銀行株式会社
- 楽天銀行株式会社
- 株式会社イオン銀行
- 株式会社大和ネクスト銀行
- 株式会社ローソン銀行
- 株式会社SMBC信託銀行
- オリックス銀行株式会社
- GMOあおぞらネット銀行株式会社
- 株式会社SBI新生銀行
警察庁では、これまでに14行と同様の情報連携協定書を締結している。