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Chrome、従来型ブラウザーの中ではプライバシーリスクが最も高いとの調査結果

 ブラウザーのプライバシー機能についての調査で、Chromeが従来型のブラウザーの中では最もリスクが高いとの結果が明らかになった。

 これはアルメニアのDigitainが行なった調査によるもので、「プライバシーとアンチフィンガープリント対策」「トラッカーとデータのブロッキング」「接続とナビゲーションのセキュリティ」という3項目でブラウザーを評価し、リスクの高さを100点満点に換算してランク付けしている。対象となった13種類のブラウザーのうち最もスコアが高かったのはChatGPT搭載のブラウザー「ChatGPT Atlas」で、プライバシーリスクスコアは99点とダントツ。ただし、同ブラウザーは対象となった13種類の中でも特殊な生成AIベースのブラウザーということで、従来型のブラウザーに限れば、ChatGPT Atlasに次ぐ76点というスコアを叩き出したChromeが、プライバシーリスクが最も高いブラウザーということになる。レポートによると、3位はVivaldi(75点)、4位はMicrosoft Edge(63点)、5位はOpera(58点)となっており、これらはいずれもChromiumベースであることが共通している。