テレワークグッズ・ミニレビュー
第158回
キーボードのほこりが気になる!! 電動エアダスターがPCまわりの掃除から洗車まで使えて予想以上に便利だった件
2026年3月13日 12:12
これまで何度かキーボードを掃除する話を扱ってきた。といっても書いたのは筆者ではなく他のスタッフだ。筆者の場合はというと、無頓着な性格ゆえ放置しっぱなしなのだが、先日Amazonでこれは便利かも、というものを見つけた。
それが電動エアダスターと呼ばれるものだ。エアダスターと言うと缶スプレーのタイプが思い浮かぶが、これはその電動版。出社していたころは缶スプレータイプをオフィスの備品として使うことはあったが、テレワークメインになってからは使うことがなくなった。使い切りであること、ストックしておく場所、使い終わった缶の処分など考えると、「まぁそこまでしなくてもいいか」という気になっていた。
だが電動だったら使い捨てではないし、中には掃除機として吸引できる製品もあって、なかなか便利そうだ。特に筆者の場合、キーボードやデスクまわりの掃除だけでなく、撮影の時に使いたいのだ。
PCまわりの製品だと黒系のものが多く、ホコリが目立つものも少なくない。撮影の時にはブロワーでシュポシュポと吹くのだが、静電気などでなかなか取れず、最後は写真をレタッチするときにチマチマとホコリを取る作業をすることになる。たとえば写真が10カットで、それぞれ10箇所のホコリを消す作業をすると、それだけでも100回の操作が必要だ。それが強力なエアダスターがあれば諸々解決してくれるかもしれない。
というわけでどれにするか悩んでみた。なにしろAmazonで調べるとめっちゃ種類がある。ただ、バッテリーを内蔵しているこの手の製品では、できるだけ無名のブランドは選ばないようにしている。有名ブランドだから発火しないとも言い切れないわけだが、リコールなどがあったときにちゃんと情報が出てくるかが重要だ。
でもって選んだのはエレコムの製品。過去にエレコムのモバイルバッテリーでリコールになったものもあるし、本誌では同社のWi-Fiルーターの脆弱性をニュースで扱ったこともあるが、そういった情報をちゃんと広く公表してくれる企業なので、むしろ安心感は高いと思う。
さて、そのエレコムの中でもいくつもエアダスターがあるのだが、せっかく買っても風力が弱くてほこりが飛ばなければ意味がないので、中でも強力で、かつコンパクトで、しかも吸引もできるタイプを選んだ。それが「電動エアダスター 2WAY コンパクトタイプ AD-ALC02BK」だ。
使用感は缶タイプのエアダスターとは別もの
というわけで届いた製品を見てみよう。
コンパクトという言葉でどれぐらいのサイズをイメージかは人によって違うと思うが、本体部分だけならスマホと同等の投影面積で、体積ならカメラ用のブロワーと同等ぐらいの印象。ただしあくまで本体のみでの話で、ノズルなどをつけると大きくなる。また、ノズル以外にも、掃除機として使うときのダストボックスなど、本体以外の付属品が多いので、置き場所が悩ましい。いいサイズの収納ボックスでもあればいいのだが。
操作方法としては、電源ボタンを長押しするとオンになり、再度長押しでオフになる。また、風量調整のスイッチは別にあって、スライドすることで無段階で調整できるようになっている。
缶タイプのエアダスターやカメラ用のブロワーだと、吹きたいところでシュッシュっと吹く使い方をすると思う。
だが、この電動エアダスターの場合は、オンにするのには長押しが必要なうえ、オンにした瞬間に最大風量で噴き出すのではなく、オンにしてから最大風量になるまでワンテンポ遅れる感じなので、缶タイプのエアダスターやブロワーのような、狙いを定めてから使うのではなく、オンにしてから掃除したいところにノズルを向けるような使い方になる。
だからといって特に困るわけではないが、缶タイプのエアダスターとはだいぶ使い勝手が違う印象だ。
風量はスペック上で約20~55m/s。と言われてもピンとこないだろうが、最弱だとドライヤーの弱より弱いぐらいだろうか。夏場に顔に当てればハンディファン代わりに使えそうなぐらいの風量だ。これを最強にしてみると、けっこう強力で、この風量で顔に当てられるとイラっとするレベル。
そこに付属の先細ノズルをつけると、風圧としては缶のエアダスターぐらいな印象。ためしに指先に当ててみると、風圧で指の肉がペコっとへこむ(痛いほどではない)。
ただし缶タイプのエアダスターより吐出口の径が太いので、風圧は同じぐらいでも風量としてはこちらのほうが大きい。近くに紙の書類などがあると飛んでいくので注意が必要だ。
このあたりが使い方の違いで、缶タイプの場合、例えばキーボードのすき間にノズルを刺して内側のほこりを吹き飛ばすような、ピンポイントを狙った使い方ができるが、この電動エアダスターの場合、先細のノズルは付属するものの、そこまで細いノズルではないので、面で広い範囲のほこりを飛ばすような使い方が合っている。缶スプレーの細いノズルを使った掃除をイメージしていると、その使い勝手にギャップを感じるだろう。
けっこう使い勝手がいい掃除機モード
ただ、ここで活躍するのが掃除機モード。
エアダスターモードとは逆の吸う側に掃除機として使う場合のダストボックスやブラシノズルをつけてキーボードのすき間をブラシでこするようにすると、すき間に入った小さいほこりやごみを一掃できる。
試しに古いノートPCのキーボードを掃除してみたが、最初にエアダスターモードで大まかなほこりを飛ばしたあと、すき間に見える小さいほこりやごみを掃除機モードでピンポイントで吸い出していくと、それだけで結構きれいになった。
もちろんちゃんときれいにしようと思ったら、分解清掃となるのだろうが、これぐらい短時間である程度すっきりできるなら、筆者のような横着ものでもやる気になる。
実のところ、買う前は掃除機モードはあまり使わないかと思っていたのだが、これは結構便利そう。PCやNASなど、電動ファンの吸気口にはほこりがたまりがち。もちろん大きい掃除機を持ってきて吸えばいいのだが、なかなかそこまでやる気にもならないときに、手元にこの掃除機があると、ほかの掃除のついでにさっと掃除する気になる。
それとエアダスターは風量があるので、水気を吹き飛ばすのにも便利そうだ。例えば水洗いしたフィルターを乾かすときとか、自転車を水洗いしたあとにすき間に残った水を吹き飛ばすのにも使えそう。コンパクトで、バッテリー駆動なので、ちょっとしたところでも使う気になる。
ただし、風量最大で使うと10分しかもたない。子供の自転車を洗車したタイミングで試してみたが、調子にのってどこもかしこもエアダスターで水気を飛ばそうとしたら、途中でバッテリー切れになった。全体的にはウエスで拭き上げて、細かいすき間に残った水気を切るのにだけ使う、というぐらいがちょうどよさそうだ。
全体的な印象としては、「これがないと困る」というほどではないのだが、あったらあったで結構便利で、ついついあちこちで使いたくなってしまう。それとPCまわりの掃除だと、エアダスターモードより掃除機モードのほうが、ほこりが飛び散らないので使い勝手がいい。そんなわけで、どうせ買うなら掃除機機能付きのものがおすすめだ。
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