テレワークグッズ・ミニレビュー
第159回
もっと早く買えばよかった!! デスクワークの肩こり対策にマッサージガンを使ったら気持ちよすぎてクセになった件
2026年4月10日 12:12
Web媒体の編集者である筆者はもっぱらテレワークでデスクワーク。取材以外ではほとんど家から出ることもなく、椅子に座りっぱなしで仕事をしているから、肩がこるし、腰痛も酷い。それと動画編集や写真編集では左手デバイスを使うのだが、これもずっと使っていると左手が腱鞘炎になりそうになる。
以前であれば仕事帰りにマッサージをやってもらうこともあったが、テレワークになってからはそれもなくなった。週末にサイクリングを始めてから、以前より肩こりは減った気がするが、それでも仕事で根を詰めすぎると、肩はこる。年度末は仕事が立て込んだせいで頭痛がするぐらいの肩こりになった。
そこで、以前から気になっていたマッサージガンを買ってみた。
しかし、これが探してみるとメチャクチャ種類があって、どれを買えば良いのかが分からない。いろいろと調べたところ、基本的にはストローク量と振動の回数(速さ)、あとはトルクが違いで、そのほか、付属のアタッチメントの種類とか、バッテリーの持ち、本体の大きさ、重さなどが変わってくる。
中には「医療機器認証」を取得しているという製品もあったが、それらは価格も2万円超え。本体も大きくて重そうだし、最初に手を出すのは勇気がいる。そこで、まずはコンパクトで1万円前後で買えるモデルにしてみることにした。
いろいろ調べると、マッサージガンでは、MYTREX、ドクターエア、SIXPAD、uFitあたりが有名らしい。なので、この中から選べば、大ハズレを引くことはなさそうだ。
性能としては、おおむね価格帯が同じだと性能も近い感じなので、筆者はなじみのあるSIXPADの中から、セールで1万円以下になっていたPower Gun Slim(パワーガンスリム)という製品を選んでみた。ぶっちゃけいろいろ調べたけどけっきょく差がよく分からず、ブランド名と価格だけで選んだので、他に特筆すべき選考理由はない。
軽い! コンパクト!! だから持ちやすい
ということで早速届いた製品を見てみる。さすがはSIXPADという感じで、説明書などもしっかりしていて安心感がある。
本体は思った以上に小さくて軽い。あまり重いと持っている手が疲れそうだが、これなら気軽に使えそうだ。本体にあるのは、電源ボタンが1つと充電用のUSB Type-Cポート、そしてアタッチメントが付く可動部分。付属の4種類のアタッチメントは、押し込めばはまるし、引っ張れば抜けるので難しいことはなにもない。充電用ケーブルとして反対側がUSB Type-Aになったケーブルが付属するが、充電器はなく、市販のUSBコンセントが使える。5V2Aなので、PD充電器である必要はなく、一般的なUSB電源アダプターで大丈夫だ。惜しむらくは、アタッチメントなどを入れる収納袋があれば、なおよかった。
この製品の特長の1つが「オートモード」というもの。一般的には振動の強弱はモードで切り替えるが、このオートモードだと、押し当てる強さで振動の強弱が変化する。場所によって強くしたり弱くしたりしたくなるだろうと思うと、その都度スイッチでモードを切り替えるより、このオートモードが便利そうだと思った。
そんなわけで、電源ボタンを長押しすると、このオートモードになる。標準は一番弱いモードで、強い刺激が欲しいところでは、グッと押し込むとモードが自動で切り替わる。
さらにオートモードから電源ボタンを押すごとに、マニュアルモードの「弱」「中」「強」に切り替わる。そして電源ボタン長押しで、オフになる。ボタンは1つだけなので操作は簡単だ。
ひととおりアタッチメントを交換しながら試してみる。
アタッチメントは、全身用の球形、平形と、ピンポイント用のU字形、円柱形がある。説明書によると、球形は太ももなどの大きな筋肉向けで、球形のため向きを気にせず全身に使えるとある。平形は背中などの薄い筋肉向けで、面で刺激を与えることで、強い刺激が苦手な人に。U字形は前腕、足首、足の甲など、細長い筋肉や筋肉を挟むように振動を与えたいとき、2点同時に刺激したいとき。円柱形は、肩、手、足裏など小さな筋肉、ピンポイントで刺激したいときに、とある。
ロードバイクで走ったあとのマッサージが気持ちいい!!
使ってみると、確かに説明書どおりに使うのがよさそうだが、球形がけっこうオールラウンダーで、球形で全体的にマッサージして、首など気になるポイントだけ円柱形などに切り替えて使う、といった使い方がよさそうだ。
そしてモードについては、肩や手などの細い筋肉だと、弱モードで十分という印象。中や強にしても、振動が筋肉を通り越して骨に伝わってしまう感じであまりメリットが感じられない。背中や腰などは、それよりは大きい筋肉なので、中、もしくは強、という感じなので、デスクワークで上半身のマッサージをしたい、という人であれば、このクラスの製品で十分なんじゃないかと思う。
趣味のサイクリングの後にこれを使ってみたのだが、端的に言ってめちゃくちゃ気持ちがいい。肩や腕だと、少し強すぎると感じることもあったが、足やお尻など大きい筋肉だと、マニュアルモードの強が一番気持ちがよくて、これはもっと強いやつを試してみたいかも、と思えるほどだった。
これまでは走り終わったあとはお風呂で軽くマッサージする程度で、ちゃんとしたケアをやったことがなかったが、マッサージガンを使うと、疲れている筋肉がよく分かる。今まであまり気にしていなかったが、じつは意外とお尻の筋肉も疲れているとか、太ももでも場所ごとに疲労度が違う印象。
これまで大して気にしていなかったが、マッサージガンを使うと部位ごとの筋肉の疲労具合というか、運動後にこわばっている感じが分かる。そこにマッサージガンを当てると、こそばゆい感じがして、筋肉の緊張が解けていくような感じがする。そうなると、こっちも、ここも、とやりたくなってくる(ただし1回の連続使用は10分まで)。飽きっぽい性格なので、運動後のボディケアなんてやらなくなるんじゃないかと思っていたが、これはむしろ逆、気持ちよくてずっとやっていられる。これまでは週末のサイクリングの翌日は疲れが抜けず朝もツラかったが、これを使うと翌日の疲労の残り具合が全然違って感じられる。
本体が小さいのもいい。片手に収まるから、TVを見ながらとか、仕事の合間とか、なにかをしながらでもマッサージができる。これまでもTVを見ながら太ももをトントン叩いてマッサージするようなことがあったが、それと同じ感覚で手軽にできるのがいい。
そして使ってみると、この形状もいい。
マッサージガンだと、L字型のタイプと本製品のようなT字型のタイプがあるが、足などの大きい筋肉にぐっと押しつけたいときは、このT字型が握りやすいし力が入れやすい。買うときは気にしていなかったが、これは正解だった。
とにかくコンパクトで手軽にできるので、運動後はもちろん、仕事の合間にもちょこちょこ使うことができる。この原稿を書いている間も、息抜きのタイミングとか、ネットで調べごとのタイミングでちょこちょこ気になるところをマッサージしている。実家には本格的なマッサージチェアもあるが、あれだとマッサージ中はなにもできなくなるが、マッサージガンだと「ながら」でできるのがいい。
ただ、お尻などは脂肪もあるので、そうするとやっぱりもっと強い(ストローク量の大きい)タイプが欲しいかも、という気になってくる。ロードバイクのトレーニング後など、下半身の大きい筋肉のマッサージをメインで考えるなら、もっと強いタイプを選んでもいいのかもしれない。とは言え、このPower Gun Slimでも翌日の疲れの残り具合が全然違うので、悩むぐらいならここからスタートしても十分だ。
ちょっと前からマッサージガンが流行っているのは知っていたものの、すぐに飽きそうとこれまで手を出してこなかった。ただ、使ってみたら、なるほど流行っているのもよく分かる。とっとと買っておけばよかった。特にスポーツをやっている人には、翌日の疲れの軽減にもつながるので、オススメだ。
INTERNET Watch編集部員やライター陣が、実際に使ってオススメできると思ったテレワークグッズをリレー形式で紹介していく「テレワークグッズ・ミニレビュー」。もし今テレワークに困りごとを抱えているなら、解決するグッズが見つかるかも!? バックナンバーもぜひお楽しみください。




















