イベントレポート

Interop Tokyo 2026

GL.iNetが日本市場に本格参入、今後発売予定のトラベルルーターや簡単に使えるリモートKVMを紹介

 「Interop Tokyo 2026」のGL Technologies(GL.iNet)ブースでは、同社が今後国内で販売を予定しているトラベルルーターやリモートKVMなどの製品を紹介している。

 香港に本社を置く同社は、 OpenWrtベースのトラベルルーター、ホームルーター、セルラールーター、セキュリティゲートウェイ、リモートKVMソリューションなどの開発・販売を手がけている。

 今回のInterop Tokyo 2026への出展を皮切りに、同社は日本市場に本格参入する。日本では、リモートワークの定着、VPN利用の拡大、ITインフラの分散化などにより、安全かつ柔軟なネットワーク環境への需要が高まっている。同社はこうしたニーズに応えるため、日本市場向けの製品展開とパートナーシップを強化するとしている。

目的に合わせて選べるトラベルルーターのラインアップ

左から「Comet X」「Slate 7 Pro」「Beryl 7」「Comet Q」「Mango 2」。各製品のデザインをもとにキャラクター化したぬいぐるみも展示されていた

 トラベルルーターの新製品として、Wi-Fi 7トライバンド対応の「Slate 7 Pro」、Wi-Fi 7デュアルバンド対応の「Beryl 7」、Wi-Fi 6対応の「Beryl AX」、Wi-Fi 5対応で手のひらサイズの「Mango 2」が展示されている。さらに、各製品のデザインをモチーフにキャラクター化したぬいぐるみも合わせて展示され、来場者の目を引いていた。

 これらの製品は主要なVPNサービスに対応するほか、セキュリティ機能も標準で搭載している。また、OpenWrtベースのファームウェアを採用しているため、環境に合わせた機能のカスタマイズも可能。

 Beryl 7とBeryl AXはAmazon.co.jpで販売中。また、Slate 7 Proは7月、Mango 2は8月にAmazon.co.jpで販売開始の予定になっている。

本体一体型のUSB Type-Cケーブルで使いやすいKVM「Comet Q」

Comet Q

 「Comet Q」は、直径約70mmの手のひらサイズの本体に、一体型のUSB Type-Cケーブルを搭載したリモートKVM。PCやスマートフォンに接続するだけで簡単に利用できる。Wi-Fi接続に対応するほか、本体には1.8インチのタッチスクリーンを搭載しており、設定やステータスの確認などの操作が可能。

 同製品の最大の特徴は、企業向けの高度な技術を、一般ユーザーにも使いやすくした点にあるという。企業での利用だけでなく、遠方に住む家族に対してのスマートフォンやPCの遠隔サポートといった活用方法も紹介していた。

Comet Qを接続したスマートフォンをPCから操作している様子

 このほか、4系統のHDMI入力に対応するリモートKVM「Comet X」も展示されていた。同製品は、ラックマウント環境向けに設計されており、10インチおよび19インチ用ブラケットを同梱している。また、BIOSレベルでのハードウェアへの直接アクセスおよび制御のほか、OSのリモートインストールおよびシステム診断も可能。

 国内での販売開始は、Comet Qが8月、Comet Xが7月に予定されている。

 なお、主にサーバーの管理など向けのモデル「Comet Pro」はAmazon.co.jpですでに販売中で、本誌連載「イニシャルB」でもレビューしている。