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ガラケー版「ヤフオク!」年内で終了、7月からは入札・新規出品が不可に

「ヤフオク!」携帯電話版サービス終了のお知らせ

 ヤフー株式会社は、ネットオークションサービス「ヤフオク!」の携帯電話版サービスを段階的に終了すると発表した。7月5日14時ごろからは携帯電話での入札や新規出品ができなくなり、12月14日には全サービスを終了する予定。

 今回終了が発表されたのは、いわゆる“ガラケー”向けのサービス全般。PCやスマートフォン向けのヤフオク!については、今後も引き続き提供する。携帯電話版終了の理由について、ヤフーでは「携帯電話を取り巻く環境の変化に伴う利用者の減少」と説明している。

 サービス終了に向けてのスケジュールはすでに発表されており、まず7月5日14時ごろからは新規出品、手動再出品、入札、値下げ交渉、繰り上げによる落札がいずれもできなくなる。7月26日11時ごろには商品画像の追加掲載も不可能になる。

 9月30日からは、携帯電話では取引ナビおよび商品詳細閲覧だけが実行でき、その他サービスは利用できなくなる。このため、「モバイル版Yahoo!かんたん決済」での支払い、取引相手の評価などは同日までに完了させておく必要がある。12月14日には携帯電話版サービスがすべて終了する。

 携帯電話版ヤフオク!の終了に伴い、「EZweb・モバイルオークション会員」についても12月末で終了する。EZweb携帯電話から特定カテゴリー製品へ入札するための有料サービスで、こちらも7月5日にまず新規登録が終了となる。12月末のサービス終了に合わせて利用登録は自動解除されるが、それより前に手動解約することも可能。

 なお、携帯電話版ヤフオク!で利用しているYahoo! JAPAN IDでPCやスマートフォン版のヤフオク!にログインすれば、取引内容などはそのまま引き継がれる。