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Google Chrome、ウェブページを高速表示する新機能などを実装へ

 Googleは10日、ウェブページの表示を高速化する2つの新機能など、Chrome 52ベータ版に実装された各機能について、公式ブログで解説した。

 Chrome 52ベータでは、CSS containプロパティを新たにサポート。対応するウェブページでは、画面に表示されない領域のCSSについて描画を省くことなどで、表示速度を向上できる。

 また、Stream APIにおいてデータ読み出し用に定義されたReadableStreamをサポート。HTML全体を読み込む前に、部分的にレンダリングを開始できるため、Service Workerによるウェブページのロードが高速化される。

 さらに、ユーザーの操作やリソースのタイミングを測定するためのインターフェースを定義可能なPerformance Observer APIをサポート。これにより。ウェブアプリのパフォーマンス分析や性能評価が可能になる。

 このほか、ウェブアプリがサーバーからメッセージを受信可能にするWeb Pushプロトコルにおいて、ウェブサイトのサーバー認証のオープン標準を実現するVAPID(Voluntary Application Server Identification for Web Push)をサポートした。

 なお、Chrome 52ベータ版では、[Backspace]キーで前のページに戻るショートカットキーの機能が削除されている。