ニュース

Yahoo!防災速報、自治体向け緊急災害情報配信システムを提供、まずは福岡市から

 ヤフー株式会社は4日、自治体が災害時に「Yahoo!防災速報」を通じて災害・避難所情報を直接ユーザーに配信できるシステムの提供を開始した。まずは福岡市が導入し、自治体独自の情報を配信する「自治体からのお知らせ」機能を利用する。

 福岡市が配信する緊急災害情報は、自然災害等に伴う緊急情報(大規模地震発生後の余震や台風接近時の注意喚起など)と避難所の情報(避難情報発令時の避難所開設状況など)。アプリ版のダウンロードやメール版に登録することで受信できるようになる。なお、アプリ版ではアプリを起動していなくてもプッシュ通知を受けることができるという。

アプリ版で福岡市が配信する情報を受信するためには、「地域設定」から福岡市内の市区町村を選択する必要がある。福岡市内であれば「現在地連動通知の設定」をオンにすることでも受信可能

 本取組みは、2016年1月にヤフーが福岡市と締結した包括連携協定をきっかけとして導入されたもの。今後も他の自治体にも拡大するとしている。