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ラトックシステム、バッテリー内蔵の無線LAN接続SDカードリーダー「REX-WIFISD1H」

MIMO対応で従来モデル比3倍の高速転送が可能

 ラトックシステム株式会社は、IEEE 802.11b/g/nに対応した無線LAN接続のSDカードリーダー「REX-WIFISD1H」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、市場想定価格は8980円(税込)。

 REX-WIFISD1Hは、「REX-WIFISD1X」の後継モデル。本体サイズを約25%、重量を約10%小型化したほか、新たにMIMOに対応したことで、iPhone 6sでの接続時で約3倍の高速転送を実現したという。また、3000mAhのバッテリーを内蔵しており、最大9時間の使用が可能。本体サイズは67×104×14mm(幅×奥行×厚さ)、重量は106g。

 本体には最大512GBのSDカードの読み込みに対応するSDカードスロットのほか、USB 2.0×1ポートを装備し、HDDなどのUSB接続ストレージを利用できる。また1A出力のモバイルバッテリーとしても利用できる。

 Micro USBポート×1は本体充電とPCとの接続用で、PCと有線接続してカードリーダーとしても利用できる。Windows/Mac用ソフト「FindWiDrawer」を使用すれば、無線LAN経由での利用も可能。

 iOS/Android用アプリ「WiDrawer3」では、アプリでQRコードを読み取るほか、本体に搭載するNFCを利用してもスマートフォンと直接接続するよう設定が行える。また、SSIDとパスワードを入力しての接続にも対応する。最大5台のスマートフォンからの同時接続が可能で、WebDAV、Samba、DLNAにも対応しており、これらに対応したアプリからも利用できる。

 WiDrawer3は、ファイルやフォルダーのコピーや移動ができるほか、写真・動画データの一括バックアップや、連絡先のバックアップと復元が可能。

 このほか、スマートフォンで無線LANアクセスポイントと本製品に接続したまま、製品を経由してインターネット接続を行う「インターネットブリッジ」の機能も備える。