ラトックシステム、電源コンセント直結タイプのWi-Fi USBリーダー発売、ルーター機能とモバイルバッテリーも一体化

電源コンセントから高速充電可能

　ラトックシステム株式会社は、Wi-Fi USBリーダー「REX-WIFIUSB2X」を10月下旬に発売する。本体はACプラグ一体型で、電源コンセントに直結可能。モバイルバッテリーも内蔵するほか、Wi-Fiルーター機能を備えているのが特徴。価格はオープンプライスだが、直販価格は9200円（税込）。

　本体に接続したUSB HDDやUSBメモリなどのUSBストレージへスマートフォン／タブレットから写真・動画・連絡先などのデータをWi-Fi経由でバックアップしたり、逆にスマートフォン／タブレット側から再生することが可能。データ転送には専用アプリ「WiDrawer2」を使用する。NFCタグを内蔵しており、NFC対応AndroidスマートフォンではアプリのインストールとWi-Fi設定が自動で行える。

　最大5台のデバイスからのアクセスに対応しており、複数人でデータ共有が可能。PCからのWi-Fi接続にも対応し、専用の検索ツール「FindDrawer」を利用することで、Windowsはエクスプローラー、MacはFinderでファイル操作ができる。DLNAサーバー機能を備えるほか、WebDAV/Samba対応アプリも使用可能。

フォルダー単位のコピー＆ペーストに対応

　Wi-Fi接続は2.4GHz帯のIEEE 802.11n/g/bに対応するとともに、ルーター機能も搭載。有線LANポート×1を備えており、例えばホテルなど有線LANのみの環境に持ち込むことで、スマートフォン／タブレットなどからWi-Fi経由でインターネットに接続できる。

　インターフェイスは、本体充電用のUSB Micro-B×1、スマートフォン充電用／USBストレージ接続用 USB 2.0ポート×1、スマートフォン／タブレット充電用USB 2.0ポート×1。内蔵バッテリーは容量5200mAhのリチウムイオンバッテリーで、充電時は家庭用の100Vコンセントから高速充電が可能。また、2.1A出力対応で、タブレットの充電やスマートフォン2台同時の充電が行える。

　本体サイズは82×82×28mm（幅×奥行×厚さ）、重さは約195g。対応OSはiOS 7以降、Android 4.0以降、Windows 10/8.1/8/7、Mac OS 10.6以降。

REX-WIFIUSB2X