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GMO、ウェブサイト事業を売買できるマーケットプレイス「サイトM&Aマーケット」公開

 GMOインターネット株式会社は、同社が運営するサイト売買仲介サービス「サイトM&A byGMO」において、ウェブサイト事業をオンライン上で売買できるマーケットプレイス「サイトM&Aマーケット」を21日に公開した。

 出品者は、所有するウェブサイト事業の最低価格と売却希望価格を1万円~100万円で設定。入札者は上限100万円で入札できる。サービス利用料は売却価格の15%。売買が成立した場合のみ発生する完全成功報酬型を採用しているため、出品者は余計なコスト負担なくウェブサイトを登録できるとしている。

 サービスの利用には会員登録が必要。本人確認書類をもとにサービス運営側で確認を行うため、信頼性の高い相手と取引できるとしている。入札者は出品されたウェブサイトの情報を見てコメントをつけたり、入札前にダイレクトメッセージを送り、質問することができる。また、出品者は入札価格や買い手の信頼度などを複合的に判断して落札者を決定することができる。

 代金の支払いおよび送金は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供する決済サービスおよび送金サービスを通じて行うため、入札者と出品者間で直接代金のやり取りをする必要がない。落札者は7日以内に代金を支払い、出品者にはサイトの引き渡し完了後、もしくは落札から14日後にサービス利用料を差し引いた金額が送金される。