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NETGEAR、Wi-Fiルーターの脆弱性を修正したファームウェアを公開、ユーザーは早急にアップデートを

「Nighthawk R7000」

 NETGEARは24日、同社製Wi-Fiルーター製品に脆弱性の存在が指摘されていた問題について、該当製品11機種の修正版のファームウェアをリリースした。ネットギア合同会社が国内で販売している該当機種は、「Nighthawk R7000」「Nighthawk X6 R8000」「Nighthawk X8 R8500」の3機種。該当製品のユーザーに対しては、早急にファームウェアをアップデートすることを強く推奨するとしている。

 NETGEARの複数のWi-Fiルーター製品には、コマンドインジェクションの脆弱性が存在することが確認されていた。脆弱性が悪用された場合、ユーザーが細工したウェブページに誘導されることで、ルーター製品の管理者権限で任意のコマンドを実行させられる可能性がある。

 米CERT/CCでは、すでにこの脆弱性を悪用するエクスプロイトコードも公開されているとして、修正ファームウェアが提供されるまで、製品の使用を控えるよう注意を喚起していた。