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東京など1都16県に花粉シーズン到来、「ウェザーニュースタッチ」アプリで花粉飛散情報を提供

株式会社ウェザーニューズは17日、関東・九州の1都5県が本格的な花粉シーズンに突入したと発表した。花粉観測機「ポールンロボ」における16日の観測値が、花粉飛散量の基準を上回ったため。

 17日に花粉シーズン入りした1都5県は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、宮崎県。16日には、愛知県、三重県、山口県、福岡県、熊本県が花粉シーズンとなっており、すでに1都16県で花粉が飛散していることになる。

 東京都では2016年と比べ、8日早い花粉シーズンの本格化となるが、ウェザーニュースでは、近畿・中国・四国地方でも、20日頃までに花粉の飛散が基準を上回ると予想している。その後は2月末にかけ、周期的に天候が変化するため、北陸や東北南部での花粉シーズン入りは3月初めになる見込み、また、東日本から西日本にかけてのでピークは、スギ花粉が3月上旬から中旬、ヒノキ花粉は3月下旬~4月中旬と予想されている。

 2017年におけるスギ/ヒノキ花粉の飛散量は、2008~2016年平均の1.2倍程度となり、花粉飛散量が少なかった2016年との比較では4.4倍と見込まれている。西日本では多くなると予測され、平年の1.3~1.5倍になり、3年ぶりの大量飛散になることが予測されている。

 ポールンロボの観測する花粉データ、花粉飛散予報、一時間ごとの飛散予報が、スマートフォンアプリの「ウェザーニュースタッチ」や、ウェブサイトの「花粉Ch.」で確認できる。スマートフォンアプリでは、プッシュ通知サービス「花粉対策アラーム」の機能も提供されている。