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エレコム、4人家族向けの2×2アンテナ内蔵11ac対応無線LANルーター
2017年3月14日 13:22
エレコム株式会社は14日、IEEE 802.11ac/n/g/b/a対応の無線LANルーター「WRC-1167GEBK-S」を3月下旬に発売すると発表した。価格は7040円(税別)。4人家族を想定しており、4人全員がスマートフォンやタブレットなどの複数端末を同時に使用しても快適に通信ができる設計という。
5GHz帯/2.4GHz帯で独立した2×2の高感度アンテナを内蔵。通信速度(規格値)は、5GHz帯で最大867Mbps(11ac使用時)、2.4GHz帯で最大300Mbps(11n使用時)。子機に対して集中的に電波を放つ「ビームフォーミングZ」機能を備えており、同機能に対応した端末では、従来は電波が届きにくかった場所でも通信が安定するとしている。
最大計6個までマルチSSID(5GHz帯/2.4GHz帯それぞれ最大3個)を設定可能で、プライバシーセパレーター/SSIDセパレーターにも対応する。「ルーターモード」のほか、「アクセスポイントモード」「子機モード」「中継器モード」に切り替えて使用可能だ。
有線ポートは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応のWAN×1、100BASE-TX/10BASE-T対応のLAN×4。本体の大きさは約130×26×182.5mm(幅×奥行×高さ)、重さは約230g(スタンド、ACアダプター含まず)。
子どものインターネットの使いすぎを防止する機能「こどもネットタイマー2」を搭載するほか、ライセンス別売となるが有害サイトへのアクセスを制限する「WEBサイトフィルター機能」にも対応する。
エレコムでは2月末、同じく2×2アンテナ内蔵の11ac/n/g/b/a対応の無線LANルーターとして、3人家族を想定したという製品「WRC-1167FEBK2-E」(ブラック)と「WRC-1167FEWH2-E」(ホワイト)を発表している。価格も同じ7040円(税別)だが、これらの製品はWANポートが100BASE-TX/10BASE-T対応なのに対し、今回発表したWRC-1167GEBK-SではWANポートがギガビット(1000BASE-T)対応になっている。その一方で、WRC-1167FEBK2-E/WRC-1167FEWH2-EがMU-MIMO対応なのに対して、WRC-1167GEBK-Sは非対応という違いがある。