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Raspberry PiやArduinoと組み合わせるIoTセンサーキット、Groveシステムをはんだ付け不要で制作可能

 サンワサプライ株式会社は21日、Raspberry PiやArduinoと組み合わせてIoTデバイスを制作できるセンサーキット2製品を発売した。「Raspberry Pi用センサーキット GrovePi+ 800-RPSET1」が1万8333円、「Arduino用センサーキット Grove 800-RPSET2」が9074円(いずれも税別)。

 Groveシステムは、各種センサーやアクチュエーターのパーツを4ピンコネクタに挿入するだけで回路を制作できるモジュール式の電子工作キット。ブレッドボードやはんだ付けなどを行うよりも簡易に、IoTシステムを活用するソフトウェア開発などが行える。

 800-RPSET1には、GrovePi+ボード、ケーブル、Groveセンサーを同梱。Raspberry PiとI2Cインターフェースを介して接続したボードにGrovePi+センサーを取り付けることで、IoTデバイスをはんだ付け不要で制作できる。同梱するのは、音、温度・湿度、光、超音波、回転角の各センサー。このほか気圧、カラー、ジャイロ、加速度、水分、アルコール、磁気、GPS、赤外線受信機といった各種のセンサーや、モータードライバー、ディスプレイ、ジョイスティックといった各種のアクチュエーターも利用できる。対応機種はRaspberry Pi 3/2 Model Bと、Raspberry Pi Model B+/B/A+。

 800-RPSET2には、ArduinoやSeeeduinoなどのArduino互換機と接続するベースシールドと、各種ケーブル、音、接触、回転角、温度、光の各センサーを同梱する。