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内田洋行、「Office」を最安1万円で提供する学生向け特別プラン、4月より提供

 株式会社内田洋行は、「Office Professional Plus」または「Office for Mac」を、4年制大学の場合で1~2年生向けに1万6800円、3~4年生向けには1万円(価格はいずれも税別)で提供する「学生向けMicrosoft Officeライセンス特別プラン」を4月1日より提供する。

 学生向けMicrosoft Officeライセンス特別プランは、日本マイクロソフト株式会社の協力により提供されるもので、大学法人の許諾のもと、内田洋行が提供するECサイト「U365」を通じて、学生個人に独自のライセンスを直接販売するプランとなる。

 U365は、大学からの利用申し込みを受けて、当該大学学生専用のECサイトとして開設される。購入には、カード決済やコンビニ決済が利用可能。学生は、内田洋行が運営するクラウド型ソフトウェアダウンロードシステム「Download Station」を通じて購入したOffice製品をダウンロードする仕組みとなる。購入ライセンスは、大学の卒業後も利用を継続できる。大学側では、特別プランの販売にあたって、許諾を行うだけで、新たなライセンス契約を締結する必要や費用負担はない。

 Office Professional PlusまたはOffice for Macでは、Excel、Word、PowerPoint、OneNote、Publisher、Accessのそれぞれ最新版を更新しながら利用できる。WindowsとMac間での乗り換えや、ダウングレードも可能となっている

 Office製品は、国内企業の社会人の98%で利用されているという。大学では、こうした現状を踏まえて、授業などでOfficeの学習機会を設けている。しかし、日本マイクロソフトでは、学生向け買取型ライセンスの廉価版であったアカデミックパッケージの販売を2016年3月末に終了していた。