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「ランサムウェアについて全く聞いたことがない」が6割超――アクロニス調査

 アクロニス・ジャパン株式会社は、バックアップの大切さを広める3月31日の「World Bakcup Day」に伴い、日本や米国、英国、オーストラリア、ドイツ、フランスのユーザーを対象に実施した、バックアップに関する調査結果を発表した。

 回答者の34.3%が「自分または自分の家族のデータ損失を経験したことがある」と回答。セキュリティを最も重要な保護機能と見なしているものの、26.9%がデータバックアップを実施したことがないと答えている。また、「ランサムウェアについて全く聞いたことがない」が62.2%と高い割合を占める結果となった。

 セキュリティに対する脅威は、企業や政府だけが標的ではなく、消費者も対象となる。マルウェアの大半はメールアカウントとPCを持つ全てを標的としているため、アクロニスでは、重要なデータは必ずバックアップするよう呼び掛けている。主にローカルストレージ機能、クラウドストレージ機能、ランサムウェアに対するアクティブ保護機能が搭載されたバックアップソフトの使用を推奨している。

 また、OSとソフトウェアを常に最新状態にすること、不審なメール、リンク、添付ファイルに注意すること、ウイルス対策ソフトの自動更新を設定するよう促している。