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オンラインプログラミングスクール「CodeCamp」が家庭教師のトライ運営会社と業務提携

エンジニアを目指す高校生向けのプログラミング教育を開始

 オンラインプログラミングスクール「CodeCamp」を運営するコードキャンプ株式会社は15日、「家庭教師のトライ」などを運営する株式会社トライグループと業務提携したと発表した。トライグループが運営する通信制高校・サポート校である「トライ式高等学院」にて、エンジニアを目指す高校生向けのプログラミング教育「エンジニア・IT起業家 育成講座」を提供する。

 受講対象はトライ式高等学院の高校生(学年不問)。2017年度は受講希望者から選抜された生徒を対象に、トライアル講座(全72コマ)を6~11月に実施する。

 授業は現役のエンジニアが担当。オンラインチャットサポートを含む学習教材が用意されており、生徒が自主学習を行うかたちとなる。毎週土曜日にはスクーリングも行うため、オンラインおよびオフラインを併用した授業形態となる。

 カリキュラムは、HTML、Java、データベース/MySQLからはじまり、Java、オリジナルウェブサービスの開発、最終成果物の発表という流れになる。

 コードキャンプは、これまで大学生以上を対象としたプログラミング学習を提供しており、エンジニア育成経験のノウハウがあるという。今回のトライグループとの提携により、CodeCampで得られたノウハウを高校生向けのプログラミング学習へ発展できるのではないかとみている。

 2018年度には全国で100人規模の高校生エンジニアを育成する方針を掲げており、「高校生起業家」の輩出を目指すという。また、トライ式高等学院以外の生徒へのプログラミング教育の展開も検討するとしている。