ニュース
エプソン、エコタンク搭載インクジェット複合機4製品
2017年8月31日 13:48
セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社は、大容量インクタンク(エコタンク)を搭載したインクジェット複合機4製品を発売する。予想市場価格(税別)は、A3ノビ対応の「EW-M5071FT」が11万円前後で、11月発売。A3対応「EW-M970A3T」が8万円中盤、A4対応の「EW-M670FT」が5万円台中盤、「EW-M571T」3万円台後半で、9月14日発売。
エコタンクによりインク交換の手間や、印刷コストを低減できる。EW-M5071FTとEW-M970A3Tは、エコタンク搭載モデルとしては初めてA3以上の出力に対応する。
印刷コストは、EW-M5071FTが1枚あたり約0.8円(A4カラー)/約0.4円(A4モノクロ)/約5.2円(L判写真)。EW-M970A3Tが1枚あたり約1.3円(A4カラー)/約0.5円(A4モノクロ)/約6.0円(L判写真)。印刷枚数は、EW-M5071FTがカラー6500枚、ブラック8000枚。EW-M970A3Tがカラー5000枚、ブラック8000枚。
EW-M670FTとEW-M571Tが1枚あたり約0.9円(A4カラー)/約0.4円(A4モノクロ)/約5.9円(L判写真)。印刷枚数はカラーは6000枚、ブラックは7500枚。
EW-M970A3T、EW-M670FT、EW-M571Tの3機種は、スクリュー式ボトルキャップを開けて挿すだけでインクを補充でき、満タンになると自動で停止する「挿すだけ満タン」インク方式を採用。この3機種はカラーの3色に染料インク、ブラックに顔料インクを採用する。EW-M970A3Tはカラーの3色に染料インク、ブラックに顔料と染料の2つのインクを採用している。
EW-M5071FTとEW-M670FTは「PrecisionCore(プレシジョンコア)プリントヘッド」を搭載しており、普通紙で600dpiの高画質印刷を実現している。
収納時の本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、EW-M670FTが375×347×231mm・約6.8kg、EW-M571Tが375×347×187mm・約5.5kgで、いずれも従来モデルよりコンパクトになっている。EW-M5071FTは666×486×418mm・約23.5kg、EW-M970A3Tは526×415×168mm・約10.5kg。インターフェースは共通で、USB 2.0×1、100BASE-TX/10BASE-T×1、IEEE 802.11n/g/bの無線LAN。